こんにちは。

 

日本人にとってはお馴染みの生物にして食材、タコ

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だが哀しいかな、我々の多くはタコをただの「食べもの」程度にしか認識しておらぬ。

なのでここではタコ、それも世界最大のミズダコについて、その意外で驚きに満ちた生態を紹介してやろう。

 

タコは食べて楽しむだけじゃない。

目で見て、肌で感じ、心の眼でタコに思いを馳せてこそよ!

 

いやでも食べるんだけどね。

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世界最大のミズダコ、その大きさは…!?

 

さてそのミズダコ、世界最大のタコだという。

普段我々が目にするタコは大体細切れにされてるし、イマイチサイズ感がわからん。

 

タコで一番ポピュラーなマダコは、体長が腕を含めて60センチくらいだ。

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<出典:ja.wikipedia.org

 

それに対してミズダコは、3〜5メートルにもなる。

最大記録は9メートルらしい…。

 

体重も50キロクラス。

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<出典:fyeahoctopodes.tumblr.com

 

これはデカイ。

完全に化け物だコレ。

 

タコを食べる習慣が無い国の人が見たら、

日本人は完全に変態である。

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<出典:www.scienceplus2ch.com

 

こんなのがフツーに東北とか北海道の海で捕れるのだ。

あまりに巨大なので、海からあげるときに

船の反対側から腕が出てきたりすることもあると。

マジか、ヤベー。

 

 

当然、クチバシも巨大だ

デカイやつだと人間の拳大の大きさになるらしい。

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<出典:nature.naturum.ne.jp

 

そんなので噛みつかれたらエライことである。

 

吸盤だってこの通り。

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<出典:oisiitoyama.blog96.fc2.com

 

1メートルクラスのミズダコでさえ、20キロも持ち上げる力がある。

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ミズダコの生態、実は危険生物!?

 

と、この巨体が荒ぶったらどうなってしまうのか。

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<出典:xn--o9j7h9bug1bw190b.net

 

普段はミズダコは、巨体にものを言わせてカニやら貝やらをパワーで圧倒。

バラバラに解体して捕食する

 

反対にイルカとかアザラシとかサメといった生物には狙われる。

 

しかしながら、あまりに巨大なミズダコはサメを返り討ちにしてしまうこともあるという。

全身が柔軟で引き締まった筋肉でできていて、長い腕と吸盤を使って相手に絡みついて攻撃する。

 

人間も巨大なミズダコに絡みつかれてそのまま溺死してしまった例があるほどだ。

ゆえに海中でミズダコを見つけても、近づきすぎたり刺激したりしてはならない。

 

さすが西洋では「デビル・フィッシュ」と恐れられているだけのことはある。

 

タコこわい。

 

 

ミズダコの寿命は2〜4年程度で、交尾後に産卵。

母タコは巨体を活かして絶食しながら卵を守り、孵化を見届けるとともにその命を終える。

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<出典:blog.goo.ne.jp

 

おい、オスは何してんだ??

 

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