こんにちは。

 

カンブリア紀…。

それは生物の進化上、非常に重要な時代である。

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<出典:daizetumetu.com

 

それまでには無い様々な多様性を持つ生物が誕生し、現代のほぼ全ての動物の祖先が出揃ったとする説もある。

 

そんなカンブリア紀には、当時ではかつてないほどの大きさ、多機能な生物が生息していた。

 

謎多き彼らの姿を紹介しよう。

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カンブリア紀の生物たち

 

カンブリア紀は、当時地球の大部分を海で覆われていた。

なので、そのすべてが海の中で生活する生物たちである。

 

アノマロカリス

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カンブリア紀を代表する生物。

最大最強の捕食者だった。

 

体長2メートルもあり、1対の飛び出した眼、平らで楕円形の体にヒレみたいのがたくさんついてる。

丸い口には歯がついてて、エビの胴体みたいな触覚を使って獲物を口に運ぶ。

 

現在のどの生物にも似てないんで、進化的には分類不可能説があったり、節足動物に分類される説があったりする。

 

 

 

ハルキゲニア

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<出典:ja.wikipedia.org

 

細長い体にたくさんの足、背中にはたくさんのトゲトゲが付いた謎の生き物。

 

化石発見当時はそのあまりに意味不明な姿から「他の生物の破片」とか「上下と前後を全く逆の姿」で考えられたりした。

 

それくらにありえねー姿をしているわけである。

 

 

 

三葉虫

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化石でも有名な無脊椎動物。

 

ダンゴムシをぺったんこにしたような形をしていて、石灰質の甲羅に覆われていた。

ダンゴムシ同様、丸まって防御姿勢をとることもできた。

 

実は三葉虫っていうのは固有名じゃなくて、いろんなそれっぽい種類の生物の総称。

中にはトゲトゲのついたやつとか、甲羅に覆われてないやつとか、でかいのから小さいのまでいろんな種類がいたことが化石からわかっている。

 

 

 

ピカイア

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<出典:yasu8200.web.fc2.com

 

体長数センチの、魚みたいな体の脊索動物。

今で言うとナメクジウオ的な見た目

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<出典:kiyosegingateikoku.blog.so-net.ne.jp

 

1対の触覚と原始的な目があって、明るい・暗い程度は判別できる知覚があったようだ。

 

 

 

ミロクンミンギア

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<出典:karapaia.livedoor.biz

 

現在までに見つかっている中では、最古の魚類と言われる。

体長は2〜3センチ。

 

扁平な体に背びれとか腹びれがあって、アゴがない

無顎類っていう種類ね。

 

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オパビニア

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<出典:ja.wikipedia.org

 

「ボクがかんがえたいきもの」的なビジュアルである。

カンブリア紀の生物の中でもトップクラスに意味不明。

 

5つの目を持ち、ゾウの鼻みたいなびろーんとしたものの先にはトングのハサミみたいのがついてる。

でも口じゃなくって、口はその付け根の後ろについてるという。

 

体は扁平で左右にびらびらしたヒレがついてて、アノマロカリスに似てる。

 

 

 

カンブロパキコーペ

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<出典:a29.chip.jp

 

いよいよもって訳わからん。

 

何か虫かエビみたいなボディに、つ目の頭がピョロっと飛び出してる。

頭は目だけで、口は最初の足らへんについてるらしい。

 

あまりにイミフだけど、ちょっとかわいい。

 

 

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