こんにちは。

 

人間だれしも、「ナマケモノになりてぇ」という瞬間があったはず。

あったはず…。

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ナマケモノになりたすぎて、あの究極に怠けている生物が一体どれほど怠け者なのか調査するに至ったのである。

決してヒマだったわけではない。正当な理由がある。

 

 

そして明らかになる驚愕の事実!!(盛ってる)

我々はナマケモノに対して大きな誤解をしていた!?(盛ってる)

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ナマケモノの生態

 

ナマケモノという種

 

体長は40〜70センチ、体重4〜9キロくらいで、長い前足に短い後ろ足それぞれに長い鉤爪がついている。

この爪を使って木にしがみついて(ぶら下がって)生活。

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現生のナマケモノは「フタユビナマケモノ」「ミユビナマケモノ」の2種類。

指の数が違う。

 

フタユビの方が素早く、気性が荒いとされるけど、しょせんはナマケモノ。

五十歩百歩である。

 

 

あとナマケモノは哺乳類のくせに変温動物で、体温を上下させることでエネルギー消費を抑える工夫もしている。

 

 

 

生活

 

一生の大半を木の上で過ごし、食事、睡眠、交尾、出産も全部木の上

唯一木から降りるのは週1回のウンコくらい。

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そこまで木の上にいるなら、ウンコも木の上からでええんとちゃうか。

 

しかもわざわざ穴を掘ってウンコを埋めるという丁寧さ。

そう、ヤツらは自分が住んでる木の根本にウンコを埋めることで、木に肥料を与えているのだ。

 

ナマケモノ「大きく育てよ…(ブリブリ)」

 

 

 

移動

 

果たしてその移動速度とは。

 

通常時でだいたい時速16キロ

遅い。遅すぎる。

 

だがしかしそんなナマケモノも、敵に襲われた際には火事場のクソ力を発揮

重い装備を脱ぎ捨てた悟空やピッコロさんのようにスピードアップだ。

 

なんとその時速は180メートルだ!!

 

 

…。

アカンで、ナマケモノの天敵はワシとかピューマとかジャガーやけぇ、みんな素早いんやで。

 

時速180キロじゃあすぐに追いつかれてまうやん。

全力の意味ないやん。

 

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食事

 

前述の通り、ほとんど動かないナマケモノにとっては食事だって動きたくない。

 

年末年始はコタツの回りに必要なものを全部集めて、トイレ以外は動かないというあの廃人スタイルが理想だ。

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ナマケモノは実際、極力動かなくていいように首が280度も回転する

その首、フクロウの如し。

 

そうやってエサとなる葉っぱをほとんど動かず食べるわけである。

 

 

そして、あまりに動かないために体には苔が生えてくるw

その苔すらナマケモノにとってはエサとなるのだ。

 

なんという自給自足生活。

永久機関だと!?

 

 

ちなみに1日で必要とするエサは8グラム

南雲先生もビックリの超小食だ。

 

ナマケモノが発見された16世紀当時は、あまりに動かない&食べないことから、

 

「こいつらは風から栄養を採っている」

 

と本気で考えられていた。

 

 

 

睡眠

 

ナマケモノの1日の睡眠時間は、なんと20時間

ほぼ寝ている。

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寝ることでエネルギー消費を極限まで下げようという魂胆か。

実にうらやましい。

 

 

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