こんにちは。

 

多くの生物はオスとメスで性別が分かれてるけど、それがあいまいな生物もたくさんいる。

 

ナメック星人のようにな。

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一匹の体でオスの役割もメスの役割もできることを雌雄同体というけど、その仕組みは一体どうなってるのか?

 

てことで、いろんな雌雄同体の生物について調べてみましたよ。

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雌雄同体の生物たち

 

一口に雌雄同体といっても、実はいろんなパターンがある。

 

1匹で生殖できたり、オスとメスが入れ替わったり、成長とともに性別が変わったりと。

 

 

イタヤガイ

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<出典:gl.wikipedia.org

 

コイツは自分だけで精子も卵子も両方作ることができる

んでそれを同時に放出させれば自家受精が可能なのである。

 

てことはあれか、それで生まれた子供は自分の遺伝子しか持ってないコピーってことか。

減数分裂とかどうなってんだ??

 

 

 

カタツムリ/ナメクジ

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雌雄同体で有名なアイツ。

 

自分の体内で精子も卵子も作るけど、自家受精はせずに他の個体と精子を交換する

で、それぞれが子供を産むのである。

 

コイツらは移動速度が極端に遅いんで、自然界ではなかなか繁殖相手に出会う機会が少ない。

 

仮にオス・メスの違いがあった場合、

苦労して出会った相手が同性だったときのガッカリ感

がハンパないわけである。

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じゃあもう誰とでもできるようにしとこうぜ、ってことでこうなったんや。

好きでやっとんのとちゃうんやで!

 

ちなみにウミウシとかミミズも同じタイプである。

 

 

 

リヴルス・マルモラトス

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<出典:www.nakashima.org

 

アマゾンに住むメダカの一種。

 

こいつは唯一、自家受精が可能な魚として業界で有名である。

 

自分の体内で精子と卵子を受精させ、そのまま産卵することができる。

 

ただし、全ての個体が自家受精可能なわけじゃなくて、生育環境によっては精子しか持ってない「オス」の個体も生まれるそうである。

 

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カクレクマノミ

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実は最初はみんなオスとして生まれてくる魚

「雄性先熟」という。

 

そして群れの中で一番大きくなったヤツがメスに変化を遂げる。

その他大勢はみんなオスのままだ。

 

そしてオスの中で一番大きいヤツがメスの卵を受精させることができる。

 

つまり、群れの中でナンバー1と2がつがいとなり、それ以外は生殖を許されないという厳格な上下関係の縦社会だったのである。

 

ニモのオヤジはエリートだったんや!

 

 

 

牡蠣(カキ)

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「海のミルク」と呼ばれる、日本人が大好きな貝。

生には気をつけろ!

 

実はこのカキ、性転換をする貝である。

 

カキはオス、メス、中性(どちらでもない)の3種類の性を持つ変わった貝で、繁殖が終わるとなぜか中性になる。

 

そして次の繁殖期までにたくさん栄養を蓄えて成長した個体がメスになり、栄養状態が悪かったり、若い個体がオスになる。

 

完全にメスの上位社会というわけである。

 

 

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