こんにちは。

 

我々人類と同じように、生物界には親が子守をする存在が知られている。

 

コモリガエルは、母カエルが自らの背中で大事に大事に卵を育てる、稀有な両生類として知られている。

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<出典:toshitoshi.jp

 

産んだら産みっぱなしのカエルが多い中、なんとも甲斐甲斐しく卵の世話をするカエルの姿に、我々は感動を禁じ得ない。

 

児童虐待が叫ばれる昨今、このカエルを見習うべきなのかもしれない。

 

だがしかし、そんなことがどーでもよくなるほどに衝撃的な光景を目の当たりにすることになるのであった…。

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コモリガエル(ピパピパ)の産卵シーンがヤバイ!!

 

南米北部のアマゾン側流域に生息するコモリガエルは、何もかもが我々日本人のよく知るカエルとは異なっている。

ちなみに「ピパピパ」ってのは、コモリガエルの別名ね。

 

まずもって風変わりなのはその見た目である。

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<出典:gyo-ten.seesaa.net

 

三角形の頭、たい焼き器でプレスされたような扁平な体つきだ。

ていうかコレはカエルなのか。

 

⇨世界のいろんなカエルたちはコチラ!

 

両手足を広げたまま水中で佇む姿はなんとも無様である。

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<出典:enpoko.blog.so-net.ne.jp

 

一生のほとんどを水の中で過ごし、陸に上がることはほぼ無い。

 

こんなカエルがどうやって子守をしようというのか。

むしろ子供など放ったらかしでワイドショーを楽しむニートに見える。

 

 

どうもこの平べったく、何の華もない地味で根暗な姿は水底に沈む枯れ葉などに擬態しているようだ。

だがこのオレは騙されんぞ。

 

コイツは

 

「枯れ葉に擬態してるから動いてはならぬ、ならぬのだ」

 

という理屈を盾にして、怠慢の限りを尽くすクソニートに違いない。

 

と、思ってたらばだ。

この動画をご覧いただきたい。

 

( Д)

背中の穴からカエルが噴射されている。

 

これはさぶいぼ必至の衝撃シーンである。

 

背中の穴から子ガエルの指がニョロニョロ出てきたかと思ったら、魚雷のごとく本体が飛び出してくる。

そう、コモリガエルは背中で卵を育て、カエルになるまで子守を続けるのだ。

 

クソニートとか言ってゴメン。。

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しかし、なぜ背中からカエルが出て来るのか?

 

産卵前になると、メスの背中の皮膚はスポンジの如く柔らかくなる。

そして産卵した卵をオスに協力してもらい、メスの背中にめり込ましていくのだ。

 

卵を背中にめり込ませた後の図。

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<出典:yukkuri-diary.jugem.jp

 

ブツブツ恐怖症の人はすんません。

 

 

その後卵は孵化し、オタマジャクシの間もそのままメスの背中の中で過ごす。

そして晴れてカエルへと変貌を遂げたのち、満を持して揺りかごの背中から飛び出していく。

 

卵、オタマジャクシという最も外敵に狙われやすい時期を母親は自身の身を持って保護するのである。

なんという母性愛だろうか。

 

クソニートとか言ってゴメン。。

 

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