こんにちは。
誰が言ったか知らないが、カワイイは正義である。
そんなカワイイを地でいく動物がこの世界には存在するのだ。
ソイツの名はハネジネズミ。
人呼んで「ゾウの鼻を持つネズミ」である。
<出典:bashoh.com>
か、カワイイ…
ネズミ+ゾウという、新たなコラボレーションで世界のカワイイを狙うハネジネズミに密着したぞ!!
ハネジネズミがカワイくて速い!!
さて、まずはハネジネズミがどれだけカワイイのかをご理解いただこう。
百聞は一見にしかず、動画に刮目せよ!!
まん丸で大きな瞳、頭身、短い前足、そしてピコピコ動く特徴的な鼻。
なんだコレは。
どう考えてもカワイイ。
大の大人がカワイイを連呼する状況は全然カワイくないわけだが、むしろキモイわけだが、それを差し引いてもカワイイのである。
実はこのハネジネズミ、カワイイだけではない。
そう、今やアイドルだってカワイイだけで売れる世界ではないのだ。
このネズミの最大の武器はスピードである。
この姿からは想像も出来ないほどの俊足で、小さな体と相まって人間の動体視力ではもはや捉えられぬ。
そのスピードは時速25キロ。
もし体のサイズがチーターと同じなら、なんと時速240キロに匹敵するスピードである。
このスピードでもってサバンナや藪の中を縦横無尽に駆けまわり、敵を翻弄するのだ!
やはりこのネズミ、タダ者ではなかった。
ハネジネズミの生態
ほんで。
ハネジネズミとは、一体どんな生態をしているのか?
ネズミって名前がついてるけど、実は
ネズミの仲間というわけではない。
ハネジネズミ科っていう、独立した哺乳類なのである。
むしろゾウとかマナティーに近いとかって話もある。
分類は紆余曲折あったようで、モグラの仲間だのウサギの仲間だのサルに近いだのといろいろ言われてきた。
でも結局どれも違うわってことで独立を果たす。
現在のところ、18種類ほどが見つかっているようだ。
みんな大体似たような形状、色味をしてるけど、中にはこんなハデで自己主張の強いヤツもいる。
<出典:blogs.scientificamerican.com>
ちなみに「ハネジ」っていうのは、「跳地(はねじ)」からきてる。
跳ねるように地面を移動するってことでね。
種類によってサバンナ、砂漠、森林といろんな場所に生息。
小さな虫とか果実なんかを食料としている。
体のサイズはせいぜい10〜30センチ程度、重さは最大でも500グラムくらい。
どの種類もやはりスピードが凄まじく、藪の中に住むヤツは道路を作り、その中で生活する。
敵に侵入されてもいいようにあえて複雑な迷路みたくなってて、しかも自分が走りやすいように常にメンテナンスも欠かさない。
<出典:greatwen.com>
特徴的な長い鼻を前後左右、器用に動かして食べ物を探す。
哺乳類では珍しく、つがいはずっと一緒。
カワイくて、しかも一途なのだ。
よくありがちなハーレムなんぞ邪道!
さらに意外なことに、3000万年前から生息する生きた化石でもあるのだ。
ハネジネズミは弱肉強食の世を生き抜いてきた、なかなかにハイスペックな動物だったのである。
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クロアカテングハネジネズミ98万で販売されてます
誰か購入するっ人いるのかな
中山信行さん、情報ありがとうございます。
ていうか高っ!