こんにちは。

 

時はGW(ゴールデン・ウィーク)。

ここぞとばかりに日本国民たちが遊び呆けるウィークである。

 

各地のアミューズメントな施設やら観光名所は、これでもかと言わんばかりの家族連れで埋め尽くされる。

 

ふはは、そんな時期にあえてわざわざ出かけるなど愚の骨頂!!

 

ということで、大阪にある複合商業施設「EXPOCITY」に赴いた。

断じて、何もやることがなくてヒマを持て余していたわけではない。

 

その「EXPOCITY」の地には、「NIFREL(ニフレル)」という

水族館のような、でもちょっと違うような微妙な水族館がある。

 

ヒマ過ぎてネットサーフィンをしてたら偶然見つけただけである。

断じて、何もやることがなくてヒマを持て余していたわけでは(ry

 

今までに無い、新しいジャンルの水族館らしいのだが、

 

「フン、どうせ客寄せのための売り文句だろうが、ペッ!!

 

と、薄汚れた大人の心は感じてしまうのだが、

予想に反して

 

「あれ、なにコレ、意外と楽しいじゃない…」

 

まあつまりは、そのレビューをするよっていうことなんだ。

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「NIFREL(ニフレル)」とは

 

レビューの前に、知らない人のために「NIFREL(ニフレル)」について軽く説明しておこう。

 

この施設は、「感性にふれる」をコンセプトに、

生き物を見るんじゃなくて、体験することに重きを置いた

「生きているミュージアム」である。

 

施設名の「ニフレル」っていうのも、

「〜に触れる」から来ていると。

 

施設内も

「わざにふれる」

「すがたにふれる」

「いろにふれる」

 

などといったテーマに分かれたゾーンで生き物の展示が行われている。

 

とまあ、なんやかんやあるが結局は公式サイトを見たほうが早いことに気がついたのであった。↓

https://www.nifrel.jp/index.html

 

 

料金、混雑状況など

 

料金は以下の通り。

大人(16歳以上):1900円

子供(小・中学生):1000円

幼児(3歳以上):600円

 

年間パスポートもあって、

平日限定版と通年版の2種類が用意されている。

 

平日限定版は大人で4800円、

通年版は大人で6800円だ。

 

平日版は3回、通常版は4回行けば元が取れる計算になるが、

正直そこまで足しげく通わなくてもいいんじゃないかと思うんだがどうか。

 

 

気になる混雑状況だけど、ゴールデンウィークという年間通じても非常に混雑する時期だっただけに、そこそこの混雑具合。

 

けどまあ水族館とか行ったらどこもこんなもんだろうと思う。

 

特にニフレルの場合、「EXPOCITY」っていう大型複合商業施設内の1つなので

他にも見るところがたくさんあるゆえ、ここだけ人が大挙して押し寄せることが無いのがいいのかもしれない。

 

てことで、そんなに警戒しなくても大丈夫かと。

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レビュー

 

ではいよいよレビューをば。

 

ニフレルは「EXPOCITY」の一番外側にあるので、現地に到着すれば否応なしに目につく場所だ。

これはありがたい。

 

到着は午後。

遅めの時間だからか、ほぼ並ぶこともなくチケットを購入。

中へ。

 

最初は、「いろにふれる」ゾーンってことで、

鮮やかな生物たちの展示がメイン。

 

まず最初に目に付くのは、

円筒型の水槽がいくつも並んでて、中には色とりどりの魚たちが泳いでいる。

 

 

水槽が丸いので、360度どこからでも鑑賞可能。

ゆえに前のオッサンが邪魔で

 

「オイ、見えねーぞ」

 

ということにはならない親切設計だ。

 

通路も広いんで、ベビーカーだって余裕で爆走可能。

これにはヤンチャな子供もお母さんも大喜びだ。

 

だが写真を撮ろうとすると、お向かいさんの顔までバッチリ写りこむ仕様。

魚と知らないオッサンの2ショットが何枚か撮れたわけだが、誰得なのでお蔵入り。

 

魚の紹介プレートが五七五になってるのはなぜなんだぜ。

 

 

水槽はフタが無いものも多いので上から覗き込むことだってできる。

でもお触りはダメ。

 

「ニフレル(触れる)」じゃないのかよ!!

というツッコミは至極もっとも。

 

 

 

続いては、「わざにふれる」ゾーン。

特殊な能力を持った生物たちを展示している。

 

四角い水槽が並んでて、

ここでも正面と横、裏側の四方から水槽内を鑑賞できる。

 

初っ端からクモヒトデというマニアックなセレクトは嫌いじゃない。

 

 

テッポウウオもおり、水鉄砲による射撃シーンが拝めるかと思ったが

そもそも上にエサが無いので射撃するハズがなかった。

し〜ん。。

 

ちくしょうめ!

 

→テッポウウオの射撃はコチラ

 

 

カブトガニは水槽の下に空洞があって、下からのアングルを見れるというこちらもマニアックな趣向が凝らされている。

 

木の上でピチピチ動くヨダレカケ。

 

水中と空中、両方が見えるヨツメウオ。

 

 

そしてこのコーナーの一角に人だかりが。

 

なんぞコレ、と覗いてみると、

ドクターフィッシュだ。

 

 

水槽の中に指を入れると、ヤツらがちまちまと指に吸い付いてくるアレだ。

さすがちびっ子たちにも大人気である。

 

やってみたが、気持ちいいではないか!

ふはは、愛いヤツよのう!

 

やっとここで初めて触れることができた。

 

どうせなら指1本じゃなくて、全裸で全身つかったらどうなるんだという誘惑に駆られるも、

数多くの子供たちを目の前にして、全裸だけはさらすわけにはいかない。

 

「安心してください、履いてませんよ。」

とか言ったとしても、完全にどう考えても安心できない。

あいにく銀の丸いお盆も持ってない。

 

そしてドクターフィッシュから視線を引き剥がし、なんとか悪魔の誘惑に打ち勝つことができた。

私は良識ある大人なのだ。

こんなところで逮捕されるわけにはいかない。

 

 

そして中央の巨大水槽には、これまた巨大なオオテンジクザメが横たわっていた。

 

写真で見ると巨大さがイマイチ伝わらないけど、軽く2.5メートルくらいはあったんじゃなかろうか。

 

同じくでっかいカスリハタ。

 

 

 

さらに先に進むと、なにやら辺りが暗くなった。

その中にぼうっと浮かぶ、ライトアップされた水槽たち。

 

次は「すがたにふれる」ゾーンだ。

 

 

いきなりチンアナゴがその姿を現した。

砂の代わりに透明な物質が使われているため、謎に包まれたチンアナゴの全貌が明らかになっている。

 

これはいいぞ!

 

 

ここでは幻想的な雰囲気の中、魚たちを鑑賞することができる。

やたら広いと思ったら、壁が鏡張りだったせいだ。

 

 

 

中には深海生物も。

みんな大好きダイオウグソクムシ。

 

 

 

そして先に進むと、なにやら巨大な球体が空中に浮かんでいる。

その球体と、球体の下がさまざまな光で照らされていろんな模様が浮かび上がっては消える。

プロジェクションマッピングというヤツだろうか。

 

子供たちに混じって光を追っかけてはしゃぐもよし、

隅っこにある椅子に座って光を眺めるもよし、

私のように完全スルーするもよし。

 

 

さらに進むと、次なるは「みずべにふれる」ゾーン。

再び円筒形の水槽が並んでて、中にはカエルやらカメレオンやら、水辺で生活する生物が展示されている。

 

タピオカガエル

 

スッポンそっくりなカメ、スッポンモドキ

 

エボシカメレオン

 

プロトプテルスエチオピクスっていう、肺魚の仲間

 

あとスケルトンな魚とか

 

アルビノのアフリカツメガエルもおます。

 

 

そして、そしてその奥には!

ニフレル最大の見ものが!!(次ページへつづく)