こんにちは。

 

2017年7月12日、これが何の日かご存知だろうか。

 

なんとあのサンシャイン水族館がリニューアルオープンを迎えた日なのである。

 

そして奇しくも、奇しくも7月12日はこの私がこの世に生を受けた記念すべき日なのだ。

 

これはもう運命を感じざるを得ない。

これは行くしかないだろう。

むしろサンシャイン水族館がこっちに来て欲しいくらいである。

 

しかも都合の良いことに、ちょうどこのタイミングでは特設展である

「毒毒毒毒毒毒毒毒毒展・痛(もうどくてん・ツー)」が開催されている。

 

何だコレは、私宛てのサプライズのつもりか!?

ふはは、まるで私の記念すべき日を祝福しているかのようではないか!

 

かくして、世間では夏休みを迎えた7月末の土曜日に池袋の地へと降り立ったのである。

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サンシャイン水族館に行ってきた!

 

サンシャイン水族館、それは大都会東京の池袋に存在する水族館である。

池袋といえば「サンシャイン60」という展望台が有名だが、それと並んで人気のある水族館がこちら。

 

「サンシャインシティ」と呼ばれる大型複合商業施設の一角を担っている。

 

ビルの屋上に位置し、「天空のオアシス」をコンセプトに子供から大人まで楽しむことができ、かつ癒しや安らぎ、くつろぎまで感じられる水族館となっている。

 

なんか水族館を貸し切って結婚式もできるらしい。

 

サンシャインというと、どうしても筋肉マンのサンシャインが先に脳裏をよぎるが、まったく関連性は無い。

 

あとサンシャイン池崎も関係無い、と思ってたら、しっかりとコラボしてやがった。

⇨http://www.sunshinecity.co.jp/shop/s462.html

 

 

営業時間、料金、アクセス

 

<営業時間>

基本の営業時間は

 

4月1日~10月31日⇒10:00~20:00

11月1日~3月31日⇒10:00~18:00

 

となっているが、夏の間は延長される。

 

7月12日~9月3日(平日)⇒10:00~21:00

7月12日~9月3日(土日祝)⇒9:00~21:00

9月4日~9月27日⇒10:00~21:00

 

やはり夏休み期間中などは涼を求めて水族館へやって来る人が増えるためだろう。

 

ちなみに最終入場は閉館1時間前までとなっている。

 

 

<入場料>

入場料は以下の通り。

 

大人(高校生以上)⇒2200円

子供(小・中学生)⇒1200円

幼児(4歳以下)⇒700円

 

てっきり幼児は無料なのかと思ったら、ちゃっかり取っていた。

 

年間パスポートも取り扱ってて、大人4400円、子供2400円、幼児1400円と2回行けば元が取れる計算だ。

 

 

<アクセス>

サンシャイン水族館へは、車でも電車でもチャリンコでも徒歩でもアクセス可能。

車の場合はサンシャインシティにある1800台の収容能力を誇る大型駐車場があなたの車を待っている。

 

電車の場合は、池袋駅東口から徒歩8分ほど。

最寄の東池袋からだと3分で行ける。

 

チャリンコの駐輪場も完備してて、サンシャインシティ周囲に3箇所ある。

もちろん有料ね。

 

サンシャインシティ内にある「ワールドインポートマートビル」という建物から水族館行きのエレベーターがあるので、これに乗れば屋上の水族館へ一直線である。

 

 

「マリンガーデン」リニューアル

 

サンシャイン水族館は、ビルの最上階に位置している。

ゆえに、その地の利を活かして「マリンガーデン」という屋上ガーデンテラスを構えているのだ。

 

それが2017年7月12日、リニューアルされた。

 

そこではペンギンがまるで天空を舞うかのように頭上を泳ぎ、カワウソやペリカン、アシカ、アロワナなどを間近で見ることができる。

 

屋上ゆえの開放的な雰囲気と、生物たちとの近い距離感が推しだ。

 

さらに夜は綺麗にライトアップされ、幻想的な雰囲気の「ナイト水族館」を楽しむこともできるようだ。

 

でもコレ雨が降ったらどーなるんだ?

 

 

混雑具合

 

で。

今回、私は秘策を用意していた。

 

サンシャイン水族館に行こうとしているのは夏休みが始まって間もない日曜である。

混雑が避けられないことは想定の範囲内。

 

だが無策で敵の懐に飛び込むような愚かなマネをする私ではない。

 

混雑を回避するための鉄則、「人が行きたくない時間に行く」

これを発動するのだ。

 

そう、朝一である。

 

開館前に現地へたどり着き、開館と同時に突入することでゆうゆう水族館内を見て回れるというものよ。

しかも日曜は朝9:00オープンだ。

 

みんな日曜の朝9時など、まだ夢うつつとしてる時間だろう。

 

我ながら完璧な作戦。

そして私は意気揚々と現地へ赴いた。

 

時刻は8時40分。

「フフ、どうせまだ誰も来てはいまい!」

 

さあ、入場券をよこせ!

 

「なん…だと…」

 

 

そこで私の両の眼に飛び込んできたのは、衝撃の光景だった。

そこには数十人の先客が列を成していたのである。

 

バ、バカな…。

完璧な作戦(笑)のはずが…。

 

日曜の朝だぞ、もっと寝るだろ普通。

明日からまた仕事なんだぞ。

 

どうなっている、東京都民。

 

この現実に愕然としつつも、大人しく列に並ぶ。

その間も続々と列は伸びていった。

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ただし館内は入り口で思ったほどの混雑はなかった。

水槽の前には人が多くいるものの、空いてる水槽とかを見ながらいけば十分楽しむことができる。

 

館内は比較的通路も広いので、激混みでなければ余裕を持って魚たちを眺めることができる。

写真もあんまり周りを気にせず撮れた。

 

ウワサのガーデンテラスも、確かに人は多かったがそんなに混雑しているという感じではなく、普通に見て回れた。

 

ただ、テラス併設のカフェはけっこう混んでたのでカフェ内の席に座りたければ並ぶことになると思われる。

 

昼ちょい前に水族館を出るときには、入り口にはさらに多くの人が並んでたのでやはり朝一を選んだのは正解だったようだ。

私は間違っていなかった。

 

なお、あまりに来場者が多い場合は整理券を配って入場制限を行うらしい。

 

 

展示内容

 

さて、予想に反して入場券を買う前から並んだわけだが、無事に購入できた。

 

ではいよいよ突入の時だ。

サンシャイン水族館内部は、3つのエリアから成る。

 

「大海の旅」「水辺の旅」、そして「天空の旅」だ。

各エリアを「旅」と名付けるあたりにセンスが光っている。

 

大海の旅⇨水辺の旅⇨天空の旅という順番で回っていくことになる。

 

まずは大海の旅ってことで、その名の通り海をスポットに当てたエリアだ。

 

サンゴと色とりどりの魚たちがたくさん見られる。

 

定番のチンアナゴも。

 

 

永遠に回り続ける宿命(さだめ)の魚たち。

 

ガラスに張り付くダンゴウオ。

 

 

トラザメの卵。

写真じゃわからないけど、中で稚魚が動いてるのが見える。

これスゴイ。

 

 

タツノオトシゴに

 

キレーなウミウシ。

 

ちゃんとグソクムシも。

 

コチラが巨大水槽。

 

 

そしてサメがいる水槽の端に、この上なく卑猥な姿をしたヒトデの仲間、「カワテブクロ」がいるのを私は見逃さなかった。

 

完全にチ◯コである。

 

ひっそりとコイツを配置している水族館には悪意を感じる。

私のように至極真面目なこのブログにはまるで似つかわしくない。

 

「いいぞもっとやれ」

 

 

そしてクラゲオンリーのクラゲゾーン。

 

 

壁にぶつかったままゆらゆらしているマンボウ。

 

その横にはこんな言葉が。

 

壁にぶつかっとるがな。

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面白きイカたち。

 

 

「水辺の旅」エリアでは、海岸・川とか湖とか淡水で生活する魚や水辺に住む爬虫類・両生類なんかを展示している。

 

熱帯魚に

 

肺魚に

 

マタマタまで。

 

アロワナやピラニアもおます。

 

スケルトン!

 

懐かしのウーパールーパー。

 

なぜキミたちは連なっているのかね。

 

 

カエルたち。

 

 

フィリピンホカケトカゲ。

 

リクガメ。

 

どうもこのカメが下のカメに覆いかぶさって、腰をカクカクさせていたように見えたけどきっと気のせいだろう。

そうに違いない。

 

 

白目を剥いて幼女とコミュニケーションを取るアザラシ。

 

 

クマノミたち。

 

 

そして「天空の旅」エリアが例のリニューアルしたマリンガーデンである。

 

チチクリ合ってるカワウソ。

 

草むらに佇むケープペンギン。

 

頭上にペリカンがいるけど、自分のウンコ踏んでますやん。

 

 

そしてこれがウワサの天空を泳ぐペンギン。

 

 

こんな感じで、太陽の下で生物たちを眺めることができる。

完全に曇っとるけど。

 

併設されてるカフェで売ってたアイスうまし。

 

 

グッズ

 

例のごとくミュージアムショップは繁盛している。

 

ショップ内はぬいぐるみやキーホルダー、クッキー等の各種関連グッズで溢れかえっているわけだが、この手のショップはだいたいどこも似通った商品を扱ってるので正直もう見飽きてる感が否めない。

 

その中でふと目にとまったのがガチャである。

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なんだぁ…「コップのフチ子コラボ」だぁ…?

 

「コップのフチ子」なるキャラクターの存在は知っていたが、どうもソイツがやたらめったらといろんなところでコラボを繰り返しているらしい。

どうやら天下のサンシャイン水族館もその毒牙にかかったようだな。

 

水族館内で飼育されている生物とフチ子がコラボして、コップのフチっこに引っ掛けるタイプのマスコットがガチャ化されている。

 

トラフザメやモウドクフキヤガエル、ダイオウグソクムシなどがコップのフチに引っかかるというわけだ。

 

このラインナップの中では、ダイオウグソクムシが一番だろう。

狙いはコイツだ。

 

「来い、来い、来い~!!」

 

と、カイジの香川◯之ばりの念を込めてガチャを回す大の大人。

なお、顔芸はしていない。

 

「来ぉぉぉぉぉい!!」

 

 

 

 

 

 

 

「お゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛~!!」

 

と、カイジの藤原◯也ばりの慟哭を必死に堪える大の大人。

もしかしたら顔芸はしてたかもしれない。

 

至極残念ではあるが、せっかくなので本来の用途を試してみるしかない。

 

どれ、コイツをコップのフチに引っかければいいんだな。

 

おお、引っかかった!

 

だから何だというのか。

 

一体コレでどうしろというのか。

 

おしゃれなカフェで、飲み物のコップのフチにコイツを引っかけて一人ごちるとでもいうのだろうか。

 

 

 

毒毒毒毒毒毒毒毒毒展・痛(もうどくてん・ツー)

 

そしてもう1つのお楽しみがコレ。

 

期間限定で開催中の「もうどくてん・ツー」だ。

 

世界各地の有毒生物を専門に集めた展示で、小規模ながら非常に興味をそそる内容となっている。

 

今回は「痛(ツー)」ということで、第2弾。

9月3日まで開催されている。

 

サンシャイン水族館の入場券を持っていれば、1人400円で入場できる。

もうどくてんのみの場合は600円。

 

第1弾は残念ながら行けなかったが、今回のは「触れる」「嗅ぐ」といった五感を使って有毒生物を感じられるものにパワーアップしているらしい。

 

おいおい、いいのかよ触っちゃってよ!!(嬉)

ていうか嗅ぐって何だよ!(嬉)

 

と、嬉々爛々とその門をくぐる。

 

中はマッドサイエンスな雰囲気の装飾が施されており、謎なBGMとともに毒々しさを表現している。

 

ポルカドットスティングレイ

 

チョウセンスズガエル、毒の強さは不明。

 

世界最大のヤスデ、タンザニアオオヤスデ。

 

世界最大のムカデ、ペルビアンジャイアントオオムカデ。

 

巨大ヤスデに巨大ムカデなど、苦手な人には苦痛でしかないだろう。

私は見るだけなら大好物なので大丈夫。

 

ダイバー注意のゴマモンガラとオニオコゼ。

 

世界で唯一の毒リクガメ、ミツユビハコガメ。

 

 

そしてシマスカンク。

強烈な屁の臭いで有名なヤツだ。

 

その屁の臭いは1キロ先にまで届くとのこと。

 

ここではそんなスカンクの屁の臭いを嗅ぐことができるという、なんともマニアックな趣向を凝らしている。

 

果たして誰得なのか。

だが、それがいい!

 

このボタンを押せば放屁臭が漂ってくるらしい。

 

どれ…。

 

・・・・・・。

 

そういえば、私は鼻炎を患っており鼻がつまっていたんだった。

 

ボタンを押したものの、なんとなく変な臭いがした程度ですごく残念な気持ちになっただけであった。

 

 

そして最深部は、人を死にいたらしめる可能性がある猛毒生物コーナーだ。

 

そこにそっと安置されている、巻きウンコのような黒い物体。

猛毒のエラブウミヘビの燻製らしく、触ることができる。

 

これがキャッチコピーの「触れる」らしい。

 

そっとウンコエラブウミヘビに指を伸ばす。

 

・・・・・・・。

 

固いゴムのような感触が感じられたが、

 

「オレはエラブウミヘビの燻製に触ったことがあるんだぜー!!」

「マジで!?」

「すげー!!」

「どんなだった!?柔らかかった!?ねぇねぇ!!」

 

という童貞卒業報告みたいな展開にはまずもってならないだろう。

果たして誰得なのか。

 

 

最強の猛毒ガニ、ウモレオウギガニ。

コイツ1グラムで3〜5人が死ぬという。

 

 

こちらはパラポネラの巣。

 

パラポネラは「バレットアント(弾丸アリ)」と呼ばれるほど強烈な痛みを与えるアリだ。

サイズも3センチ。

でけぇ!!

 

世間をにぎわしているヒアリなど赤子同然よのう。

 

 

感想

 

ということで今回も楽しんで参りました。

やはり水族館はいい。涼しい。

 

水族館としては内容は至って普通なイメージ。

目玉になる生物もいないしね。

ただ見せ方をうまく工夫して楽しませてる感じかな。

 

もうどくてんは嗅いでも触ってもすごい微妙だったんだけどね。

いやでも生パラポネラを見れたのは嬉しかったなぁ。

 

珍しいもの好きな人は楽しめるだろう。

 


 

はい、以上でした。

 

池袋といえばラーメン。

サンシャイン水族館と組み合わせれば、「ラーメン⇨水族館⇨ラーメン」というコンボを決めることもできるのでオススメ。