こんにちは。
現在、動物園でジワジワと人気を博している鳥が存在する。
鳥なんて動物園でも人気の低い方ちゃうんか。
たかが鳥、されど鳥である。
その鳥はハシビロコウという名で、あまりに「動かない」ことで有名。
シ〜ン…
「動かない鳥」
…あまりにシュールなキャッチコピーだけど、そのハシビロコウとはどんな鳥なのか!?
コイツ…、動かないぞ!!
そもそも動かないとはどういうことなのか。
鳥は飛んだり歩いたり、動きまわる生き物ちゃうんか。
動かないんじゃあ、アムロも乗れない。
一体どうしてくれるんだ。
ハシビロコウ…一体何者なんだ。
どんな鳥??
まずは見た目から。
<出典:blog.goo.ne.jp>
恐っ!!
ていうか、イカツイ。
しかも足から頭のてっぺんまで高さ150センチくらいあり、翼を広げると2メートル60センチ、体重は7キロにもなる。
けっこう、いやかなりデカイ。
強面で図体がデカイのに加えて、コイツがまた不動明王の如く微動だにしないとなると、威圧感ハンパない。
ていうか恐い。
でも後頭部の寝癖がなんかカワイイww
<出典:blog.livedoor.jp>
何と言っても特徴的なのがその巨大なクチバシ。
エサである大型の肺魚やらナマズやらを捕まえるために巨大化したと思われる。
動かないのは魚を捕まえるためで、じ〜っと待って魚が呼吸のために水面に姿を表した瞬間に巨大なクチバシを使って捕獲する。
魚を捕獲するハシビロコウさん↓
流石に魚を捕るときは動いてるww
こんなに動かないし、体もデカイから飛べなんちゃうかと思いきや意外と飛べる。
翼を広げた姿は完全に魔王である。
<出典:ameblo.jp>
性格も見た目通り攻撃的で、飼育してるところではガラスを割られたり、器物破損を働く。
単独行動を好み、他の固体が近くにいるとケンカ勃発。
子育ても弱肉強食で、基本的に1羽しか育てない。
弟は兄のスペアに過ぎず、見捨てられる。
それどころか兄から虐げられ、親からも無視されるという虐待を受ける。
「兄より優れた弟など存在しねぇ!!」
<出典:blog.goo.ne.jp>
近づくものを寄せ付けない、孤高の一匹狼、それがハシビロコウ。
でも飼育員のオッサンにはちゃっかり懐いちゃったりもする。
<出典:blogs.yahoo.co.jp>
意外とツンデレだというのかw
首を振りながらお辞儀をするのは敬意を示しているサインだという。
飼育員に敬意を示すとはこの鳥、わかってるな…。
原産はアフリカ大陸の湿地帯で、環境破壊などによって近年生息数が激減中。
絶滅危惧種に指定されている。
持ち前の一匹狼具合と喧嘩っ早さとで、人口的な繁殖がなかなか難しいらしい。
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