クマ対策・実践編
ではケーススタディ。
クマに出会ったら
一番いいのは出会わないことだけど、出会ってしまったらよ。
クマと距離がある場合は、クマを視界に入れながらゆっくりその場を離れる。
子グマを見つけた場合、近くに親がいる可能性が高い。
子供を守るため親グマは凶暴になるんで、絶対に近づかないこと!
それでもクマが近づいてきたり、至近距離で出会ってしまったらば。
よくある「死んだふり」はNG。
そのまま咥えて引きづられてく事もありえる。
走って逃げると、追いかけてくる可能性が高い。
これもダメ。
視線を外さずに、ゆっくりと距離を取る。
近くに家とか車があれば、そこに避難。
クマが興味を引きそうなもの(食べ物以外)を横に投げて注意を逸らしたり、
クマ撃退スプレーも、風上にいれば有効。
側に登れそうな木があれば、登るのもいい。
クマは基本的に木登りできるけど、木の上と下とでは圧倒的に上の方が有利。
登ってきたら上から攻撃してやろう。
クマに襲われたら
もし襲いかかってきたら?
そらもう時の運よ!
その時は決死の覚悟を決めて戦おう。
下手に逃げるよりも、戦った方が生存率は高い。
まずは威嚇。
こちらも大声で吠えろ!
ぶるああああああああぁあああああぁああああ!!
クマは相手が自分より弱いと判断すれば容赦なく襲ってくる。
現に、襲われた人の多くはひ弱な高齢者である。
ビビったら負けだ。
大声を出してクマをビビらせたら勝ち。
そして肉弾戦。
まともに戦ったら勝ち目は無い。
そこらで聞きかじった対人格闘技なんぞ、屁の役にも立たんぜよ。
顔を殴られれば一撃で首が折れるし、強力な爪で引っかかれれば簡単に肉がもぎ取られる。
一発で致命傷である。
<出典:ameblo.jp>
うまく相手の弱点を突いていこう。
クマは鼻先が弱点だ。
リーチの長い武器で鼻を突いたり、横っぱなを殴りつけたりするのが非常に効果的。
クマを倒すんじゃなく、「戦意喪失させる」ことを最優先させることが重要。
弱点の鼻とか急所の目を積極的に狙っていこう。
あとは運を天に任せるのみ…。
はい、いかがでしたでしょーか。
人間の肉の味を覚えたクマは、再び人間を襲うと言われる。
クマを見かけたり襲われたりしたら必ず連絡すること。
連絡先は110番。
困ったときのお巡りさんだ。
あとは地元のハンターの方にお任せしよう。