こんにちは。

 

類の歴史は、細菌との戦いの歴史である。

 

危険な細菌が出れば抗体を作りだし、そして細菌はその抗体が効かなくなり…

というイタチごっこ。

 

だが最近、その細菌がやたらとハッスルしている。

 

あらゆる抗生物質を受け付けない、

 

「スーパー耐性菌」

 

という菌に変貌を遂げたのだ。

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<出典:ameblo.jp

 

ついにヤツらは人類を滅亡すべく、本格的に動き出したというのか。

人類は成す術なく、パンデミックを待つしかないのか。

 

人類終焉のカウントダウンはすぐそこまで来ている!…かもしれない、っていう話。

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恐怖のスーパー耐性菌…!

 

細菌、「スーパー耐性菌」という、抗生物質が効かない細菌が発見されている。

 

何だソレは。

スーパーベジータみたいなもんか。

 

なんでもこの菌は「MCR-1」っていう遺伝子を持ってて、この遺伝子は細菌をあらゆる抗生物質が効かない体質にしてしまう性質がある。

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MCR-1は大腸菌とか緑膿菌といったどこにでもいる細菌をスーパー耐性菌に変えてしまう。

もしこれが大量に広まったとすると、今までは体内に入ってもなんともなかった病気が一転、致命的な病気になってしまう可能性があるのである。

 

人類の最終兵器、「最後の砦」と言われている最強の抗生物質「コリスチン」に耐性を持つ細菌も発見されてて、これはヤバイと。

 

WHO(世界保健機関)は

「ポスト抗生物質時代じゃあ!!」と恐れおののき、

 

イギリス政府は

 

「2050年には年間1000万人、3秒に1人がスーパー耐性菌によって死亡する時代が来る」

 

とヤバげな発表までしくさっている。

 

すでに世界各国でスーパー耐性菌に感染した患者が多数見つかってて、いよいよパンデミック的な状況になってきているのだ。

 

人類初の抗生物質「ペニシリン」が発明されたのが1928年。

「20世紀最大の発明の1つ」と言われる抗生物質の危機である。

 

このままでは、現代医学の根本である抗生物質治療が根底から覆されてしまう。

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<出典:iamaneel.blog.fc2.com

 

あ、そういえば悟空も心臓病で死んでたな…w

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感染するとどうなる?

 

そのスーパー耐性菌に感染すると、どうなってしまうのか。

 

「抗生物質が効かない=薬が効かない」

 

ってことなんで、例えば風邪をひいて薬を飲んでも、全く効果がないと。

なので自分の免疫能力で治すしかないということである。

 

健常者ならまだマシかもしれないけど、免疫力の落ちている人が感染した場合、

致命的な症状に悪化する可能性がある。

病院なんかで集団感染でもしようもんならエライことである。

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アメリカとかでは現在までで既に、スーパー耐性菌よりは弱い耐性菌に感染することで、年間2万人以上が死亡しているという。

 

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