こんにちは。
ここは地震大国、日本。
この国は古より巨大地震の脅威に晒され続けてきた。
そこで気になる「あるウワサ」について検証してみようと思う。
そのウワサとは、
「深海魚が打ち上げられると、それは巨大地震の前兆である」
<出典:plaza.rakuten.co.jp>
ってヤツだ。
これが科学的根拠に基づいた説なのか、
それともただの都市伝説なのか。
信じるか信じないかは、あなた次第です!!
深海魚が打ち上げられるのはホントに地震の前兆なのか!?
深海魚が打ち上げられたり網に引っかかったりすると、たびたびニュースになる。
そりゃまあ深海魚だって、たまには海面の方まで上がって来たいこともあるんちゃうの。
そもそも何で深海魚と地震が関連付けされてるのか?
深海魚は地震前のプレートの動きを感じ取る!?
地震が起こるメカニズムとして、地下深くにあるプレートが別のプレートの下に沈み込んでいき、上のプレートが反動で押し上がる時に地上で地震になるってのは有名な話。
<出典:contest.japias.jp>
んでそのプレートが動くときの摩擦で海底に電気反応が起きると。
深海魚はそれを嫌がって海面の方まで上がってくるっていうウワサだ。
ただあくまでウワサはウワサ。
しっかりした証拠があるわけでもなく、
「ひょっとしたら」的な話なのである。
ほな、実際のとこはどうなのか?
過去の地震と深海魚の関係は?
1968年に愛媛県で発生した豊後水道地震はマグニチュード6.6のデカイ地震だった。
奇妙なことに、この地震の3ヶ月前と1ヶ月前に震源地の近くの海で
深海魚「リュウグウノツカイ」が発見されていたのだ。
<出典:omoiomoi.com>
さらに阪神・淡路大震災の4日前にも、三重県でもリュウグウノツカイが網にかかっている。
そして記憶に新しい東日本大震災でも。
地震が起きる2ヶ月前には小田原で網にかかっており、さらに1ヶ月前には遠く鳥取と山口でも捕獲。
リュウグウノツカイ以外にも、「サケガシラ」っていう深海魚が2004年に福岡県沿岸で10匹以上見つかった。
<出典:www.omotehama.org>
そしてその翌年、マグニチュード7の福岡県西方沖地震が発生している…。
リュウグウノツカイもサケガシラも、日本では昔から「地震魚」として有名。
コイツらが人前に姿を見せるとデカイ地震が起きると言い伝えられているのじゃよ。
どうなんだコレは。
単なる偶然の一致なのか!?
そんで2016年4月、ドサクサに紛れて深海ザメの
「メガマウス」までが水揚げされとる。
<出典:www.yukawanet.com>
このメガマウスも、過去には地震との関係性がウワサされる常連。
ますますもって怪しいw
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