①触手

プランクトンを捕まえる用の触手とは別に、襲ってきた相手を撃退する用の触手がある。

それを使って、相手をぺしぺし叩いて攻撃するのだ!!

 

触手にはクラゲと同じく、刺胞毒がある。

 

しかしながらこれは他のサンゴにも効果を発揮してしまい、ややもすると隣のサンゴにダメージを与えてしまいかねない、諸刃の剣なのであった。

 

 

②共生仲間

サンゴには自分の骨格に住まわせてる共生相手がいる。

住処を与える代わりに、敵から守ってもらおうという訳だ。

 

例えばアカホシサンゴガニなんかは、サンゴの天敵がやってくるとハサミを使って応戦してくれる。

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<出典:tanyagodi.exblog.jp

 

こうやって動けないながらも、懸命に身を守っているのである。

 

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サンゴの役割

 

さて、そんなサンゴは海の生態系に大きく貢献している。

 

その大きな構造物は他の生物の格好の隠れ家になるし、体内に住まわせてる褐虫藻の光合成で得られる栄養源は有り余ってて、周辺にも供給されてる。

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同時に酸素を放出したり、海の浄化作用まで併せ持ってる。

 

 

そのようなとっても地球に優しいサンゴだけど、高値で取引されるってんで乱獲やら密漁の憂き目にあっている。

 

最近も日本の領海で大陸のクソッタレ密猟者がサンゴを乱獲してたしね。

 

ダメ、絶対。

 

 

その上、温暖化やら環境汚染も相まって褐虫藻がサンゴからいなくなってしまって、サンゴが白くなる「白化現象」も増えている。

こうなるとサンゴはもう死ぬしかない。

 

サンゴの保護が急務なんじゃよ。

 


 

は〜い、以上。

 

ってことで、サンゴは動物やったんや。

しかも、周りに良い影響を与えてくれる、ありがたやな存在。

 

美しく豊かな海にはサンゴが不可欠、ってとこまで話が飛躍したとこでまた来週。