こんにちは。
動物と同じように、植物の世界も多種多様。
まあいろんな植物がおるわけですよ。
するとだ、当然そこには人間にとって危険な植物も出てくるわけで。
なのでここでは注意すべき危険植物を紹介しよう。
食べたり、お触りは厳禁!
危険な植物
マンチニール
<出典:karapaia.livedoor.biz>
ギネスに「世界で最も危険な植物」と指定されている。
生息域のフロリダ・バハマ諸島・西インド諸島などでは、この木の近くに
「危険!近寄るべからず…」
の看板が立てられていることも多いという。
それほどまでに毒性が強く、樹皮・樹液・葉・実すべてに毒を含んでいて、
雨宿りに使っても、葉とか枝を伝ってたれてきた雫に毒が混じり、それが皮膚に触れただけで水ぶくれや炎症を起こす。
樹皮を燃やした煙が目に入ると失明する恐れもある。
また、コロンブスはその猛毒の実を「死のリンゴ」と名づけたそうだ。
まさに全身凶器の植物である。
ジャイアント・ホグウィード
<出典:walkingearth.webcrow.jp>
ロシア・北米・ヨーロッパなどに生息する危険植物。
3メートルを超えるほど大きくなり、白い花をつける。
生息域では公園とか草むらとか河原とか、そのへんに普通に生えてる。
この植物、人が触れた瞬間、ドロドロの樹液を出してきて、その液体が太陽光に反応して皮膚に火傷と同じような症状を与えてくる。
炎症、水ぶくれがひどくなってひどい場合は重度の火傷と同等の症状・苦痛となる。
またその症状は何年も持続する場合があって恐れられているのだ。
そして万が一、目に入れば失明は避けられない。
なんでこんなひどいことするの…。
トリカブト
<出典:www.sounkyo.com>
日本でも有名になりました。
日本三大有毒植物の1つ。
日の当たらない、湿気の多い場所に生えてて、8月ころに花が咲く。
体全体に毒を含み(特に根っこ)、食べると嘔吐・呼吸困難とかを引き起こして、最短数十秒で死ぬ。
はやい。
解毒剤もない。
凶悪ゆえ、ギリシャ神話ではケルベロスのヨダレから生まれたとか言われてるけど、その発想がわからんw
昔からその毒性が有名で、矢とか槍の先に塗ったりして戦ったり狩りをしたりした記録が残ってる。
ちなみに花言葉は「人間嫌い」ww
ドクニンジン
<出典:plantkingdom.jp>
あのソクラテスを処刑する際に使われたとされる毒草。
もともとはヨーロッパ原産だったけど、近年北海道でも見られるようになっていて、死亡例も出てるっていう植物。
2メートル前後の高さまで育ち、三角形の葉っぱに白い小さな花をつける。
見た目的に他の植物と似通ってる点が多いんで、誤飲が多い。
こいつの特徴としては、植物全体が微妙に臭うこと。根っことかを潰してみると、腐ったみたいな臭いがするんで判別可能。
こいつはくせぇーっ!!
てかそもそもあやしかったら食うなとw
はい、ちょろっと危険植物を紹介しました。
あれだな、進化ってすげえなと。
動けない植物が編み出した必殺技なんすかね。
世紀末にでも生えてそうなww
野草、食すべからずってことで。