こんにちは。

 

い夏、直射日光で照らされたアスファルトの上で、

ミイラの如くカリッカリに干からびた物体を目にしたことがあるだろう。

 

黒いヒモ状に変わり果てたミミズである。

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<出典:shibafu.enjoy-gardening.com

 

ミミズといえば、土の中で生活する生物なのは周知の事実。

そんなミミズがなにゆえ、灼熱の太陽の日差しの元へノコノコ現れるというのか。

 

そんな謎とともに、ミミズの生態とか種類といった、

普通は気にもしないどーでもいいことを調べてやった。

 

後悔はしていない。

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ミミズが道路で干からびてる…。なぜ!?

 

39℃のとろけそうな日、目玉焼きができそうなほど熱せられたアスファルト。

そこでミミズは見るも無残な姿となって事切れていた。

 

だがしかし、ミミズは土の中で生活する生物のはず。

何もない道路の上に這い出てくるのがおかしいのである。

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<出典:www.geocities.jp

 

どうした、ミミズ。

まさかミミズが自ら命を絶ったとでもいうのか。

そんなバカな。

 

 

その秘密は、ミミズの体の構造にある。

 

ミミズは肺とかエラといった呼吸器官を持っていない。

なので皮膚呼吸によって酸素を取り入れている。

 

普段はミミズは土の中にいるわけだけど、土から出てくる要因は2つ。

 

<①雨>

大量の雨が降ったとしよう。

雨水は当然、土の中へ染みこんでいく。

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すると地中にいたミミズの周りも雨水で溢れることになる。

 

皮膚呼吸をしてるミミズ、

自分の周りの土が大量の水分を含んでしまうと息ができないのだ

 

そう、つまりミミズは雨によって呼吸困難になり、土から這い出てくるというわけである。

 

 

<②熱>

真夏、日光は土にも容赦なく照りつける。

 

その熱は地中にも伝わり、ミミズはいわば蒸し焼き状態にされてしまう。

暑さを逃れるためにミミズは土から這い出てくるわけだが、当然地上の方が暑い。

 

そしてそのまま直射日光に焼かれてしまうと。

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窒息しかけ、蒸し焼きにされかけ、難を逃れるために土から出てきたミミズ。

しかしそこは完全なるアウェーだった。

 

そう、ミミズが道路で干からびてる姿は、必死の逃避行の末路なのである。

 

あっ…w

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<出典:ryoi.ldblog.jp

 

 

ミミズの生態とか種類とか。。

 

んで。

一般的には「キモい」っていう印象しか持たれないミミズだけど、自然界においては分解者として重要な役割を果たしている。

 

地中生活に特化するために、手足、目といった器官を捨て去り、

シンプル・イズ・ベストな形態に進化。

目がないといっても、光の方向くらいは感知できるらしい。

 

頭の先っちょにある口から土とか落ち葉とか微生物の死骸とかを取り入れ、ウンコとして排出する。

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<出典:ameblo.jp

 

ミミズの体の前方に、他よりも太い部分がある。

アレは「環帯」っていって、そこに生殖器があるんで、交尾は2匹がここをくっつけあって行う。

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<出典:www.geocities.jp

 

傷の修復能力が高く、体が途中で切れても再生可能。

ていうか危険な時は自ら切断する

 

 

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