火吹いたり、空飛んだり、瞬間移動したり…
みんなやってみたいですよね。
ジョジョとかハンター×ハンターとかXメンみたく、中二心をくすぐる特殊能力者になりてぇ!
並みの人間にはなかなか難しいですが、生物界には恐るべき特殊能力を備えた生物が多数存在するのです。
オラわくわくしてきたぞ!
脅威の特殊能力者(生物)
・プラナリア
脅威の再生能力を誇る。
ちぎっては投げ、ちぎっては投げしてもニョキニョキ再生する。再生を通り超えてむしろ増える。
頭に切れ目を入れればそこから2つ頭になったりと、もうやりたい放題。
生物界の魔人ブウ、ここに現る。
・ジバクアリ(バクダンオオアリ)
まさかの自爆攻撃。
敵に襲われると、刺激臭のある毒液をブチ撒きながら自爆して敵を道連れに巣を守る。
お涙頂戴攻撃である。
天さん、さよなら…。
。・゚・(*ノД`*)・゚・。
・エメラルドゴキブリバチ
名前の通り、Gを狩る。
キャーカッコイイ!
このハチはゴキブリに針を使って毒を注入するのだが、2回刺す。
1撃目はゴキブリの神経を狙って足を麻痺させ、動きを封じる。
そして2撃目で正常な逃避行動を司る神経を破壊。
するどゴキブリはゾンビのようになり、ハチの思うがままに巣穴へ誘導される。
巣穴でハチはゴキブリの腹に卵を産み、巣穴を塞ぐ。
そして卵からかえった幼虫はゴキブリの腹を食い破り、体内へ侵入し、死なない程度に食べていく。
そのまま体内で成虫となって巣穴から出て行くのである。
ここまでフルボッコにされると、Gがちょっとだけかわいそうに思えてくる。ちょっとだけ。
・クマムシ
自身の水分を極限まで減らし、カリカリの仮死状態になることであらゆる環境に適応する能力を持つ。
150度の高温、絶対零度の低温に耐え、75000気圧下から宇宙空間でも生きられ、さらに紫外線やガンマ線、X線といった放射線にも耐えられるタフガイ。
カリカリに乾燥してても水を与えてやれば元に戻る。
もはや生物としての限界を超越している。
・アフリカモリアオガエル
このカエル、敵に襲われると自らの指の骨を折り、鋭い爪と化し相手を攻撃する。
カエル界のウルヴァリンとして有名。
なぜか毛も生えている。
・ナマコ
こいつの能力は、自らの体をドロドロに溶かして身を守るというもの。
敵に襲われた際、溶かした穴から自分の内臓を放出し、それを囮にして逃げる。それでもダメなら体全体を溶かしてしまうのだ。
内臓もドロドロになった体も時間が経てば再生する。
ただしやりすぎると溶けたまま死んでしまうようだ。
ほどほどにしたまえよ。
・ミイデラゴミムシ
通称「ヘッピリ虫」。
こいつは襲われると高熱で有毒な屁をぶっ放す能力を持つ。
屁の温度は100度にもなる。
爆音とともに放出されるそれは、襲った動物に火傷を負わせ、化学反応により皮膚や粘膜に異常を与える。
人間の皮膚も変色させる効果がある。
あと臭い。
はい。どうでしょう。
人間には無い特殊能力、心おどりますね。
生存競争の過酷さを垣間見た瞬間でしたね。