トビトカゲ
<出典:acmbs.sakura.ne.jp>
そして今度はトカゲである。
ヘビに狙われ、木の枝の先に追い詰められたトカゲ。
万事休すかと思われたその時である。
身投げしたかと思った矢先、トカゲは飛んだのだ。
ジャングルの王者ターちゃんモモンガの如く、翼のようなものを広げて滑空。
別の木に無事着地して事なきを得たのだった。
ていうかCG使ってるじゃねえか。
このトビトカゲ、一見すると普通のトカゲと何ら変わりないように見える。
だがしかし、トビトカゲの肋骨の一部は異様に伸びてて、伸びた部分には飛膜が付いている。
<出典:orat.exblog.jp>
普段はその飛膜は折りたたんで見えないのだが、空中を滑空する際はそれをシュバッと広げ、飛翔するのである。
また飛膜だけじゃなく、首やら喉やらにも伸びる皮膚がついてて、滑空の際にはそれも広げて空気抵抗を高める働きがある。
飛行距離は最大で18メートル程にもなるという。
日本ではペットとして輸入されてるみたいだけど、飼育は難しいとのこと。
トビヤモリ
<出典:chanet14.seesaa.net>
さらに今度はヤモリが空を飛ぶ。
この「トビヤモリ」は別名「パラシュートヤモリ」とも呼ばれ、指の間とか胴体の横とかシッポとかにヒダヒダがついている。
<出典:www.scoopnest.com>
なんかちょっとかわいいんよ。
このヒダヒダを広げることで空気抵抗を高め、トビヘビとかトビトカゲのように滑空することが可能となっている。
最大飛距離は60センチほど。
こちらも日本でペットとして流通してるんで、ペットショップなどでお買い求めいただけますよ。
はい、以上した。
ヘビやらトカゲやらが生身で空を飛べるなら、人間だってできるだろ!!
ってことで始まったのが鳥人間コンテストだというのはたぶんウソだろう。