こんにちは。
南アメリカのアンデス山脈あたりには、インカ帝国時代以前からラクダの仲間である動物たちが暮らしている。
そうだ、あの何となくラクダっぽい見た目のやたらとモフモフした動物たちである。
アルパカとかリャマとかビクーニャとかグアナコとか…。
何かイロイロ種類がおるようだが、馴染みのない日本人では違いがわからぬ。
そこでヤツらの違いとか見分け方について調べてみたぽよ!
アルパカ、リャマ、ビクーニャ、グアナコの違いとは!?
まずはそれぞれについて詳しく見てみよう。
アルパカ
ご存知アルパカさん。
南アメリカ大陸原産の家畜である。
アンデス高地で放牧されている。
ラクダ科の動物で、ビクーニャ属に分類される。
モフモフの体毛が特徴で、昔から衣類とかに加工して利用するために品種改良されてきた。
サイズは体長2メートル、体高1メートル、体重50キロくらい。
上アゴには歯がなく、代わりに硬くなった皮膚が歯の役割をする。
じゃあ歯無くす必要ないと思うがいかがか。
体毛は生きている限り伸び続ける。
毛の色は基本的に白・黒・茶・グレーの4色展開。
<出典:woman.excite.co.jp>
つっても、白以外は需要が低くて放牧が敬遠されてるらしい。
リャマ
<出典:porciniporcini.blog.shinobi.jp>
「ラマ」とも呼ぶ。
こちらもアルパカと同じく、南米のアンデス山地で家畜として放牧されている。
やはり全身が毛で覆われ、加工利用される。
ラクダ科、ラマ属に属する。
体長2メートル、体高1.2メートル、体重100キロ前後ほど。
体毛は白と茶、白茶まだらの3パターン。
<出典:kikuni353.exblog.jp>
ぱっちりお目々と長いまつげがチャームポイント。
性格も大人しく、人にもよく慣れる。
ただしキレると、ツバと胃液をぶちまけてくるw
<出典:kobelove0130.blog51.fc2.com>
これが超くっせぇってよw
ビクーニャ
<出典:blog.goo.ne.jp>
やはり南米、アンデス高地あたりに生息している。
動物界で最も細い体毛を持ってて、100分の1ミリの細さを誇る。
ゆえにビクーニャの毛織物製品は高級品とされ、毛の刈り込みも2年に1回しかしないように制限されてると。
ラクダ科のビクーニャ属に属する。
体長1.5メートル、体高85センチ、体重60キロほど。
体毛は薄茶色。
首の下に30センチくらいの長い毛が生えてるのが特徴。
<出典:blogs.yahoo.co.jp>
アルパカはこのビクーニャが家畜化されたっていう説と、
ビクーニャはビクーニャだっていう説がある。
グアナコ
<出典:sache.me>
やっぱりアンデス高地に生息。
全身モコモコの毛に覆われてて、
毛の長さはビクーニャより長く、アルパカよりは短い。
ラクダ科ラマ属に属する。
体長1.5メートル、体高1.6メートル、体重100キロ前後。
毛の色は茶色で、羊の毛よりも軽くて高品質。
ビクーニャとも似てるけど、首の下の長い毛は無い。
グアナコはリャマの祖先と考えられてたりもする。
次ページ、 コイツらの見分け方!!
初めまして。
高地のラクダを調べていてこちらの記事を拝見しました。とても分かりやすく参考になりました。
「オダギリジョーではない」がツボにはまり、久しぶりに心から爆笑させていたあきました。
ありがとうございます。
AlpacaSmileさん、こんにちは。
コメントありがとうございます!
参考にしていただきありがとうございます。
ツボにはまっていただいたようで、恐縮です。