こんにちは。
世界の海にはそれはそれはビューチホーなサンゴがいっぱいおますが。
あれ、岩みたくカッチカチやし動かんし、動物なん?植物なん?
ってかそもそも生物なん?
と、疑問に思っておられよう。
てことで、一体サンゴとは何者なのか!?
気になって夜も眠れないアナタのお悩み、解決しませう!
動物or植物
まずは結論。
サンゴはれっきとした動物である。
クラゲとかイソギンチャクと同じ刺胞動物で、実は触手まで持ってる。
サンゴの構造だけど、普通イメージするあのゴツゴツした岩みたいのは「サンゴ群体」つって、たくさんのサンゴが集まってできたもの。
サンゴは石灰質の骨格を作って、そこに住んでるわけね。
だからあの固い物質はいわばサンゴの巣みたいなもんで、サンゴ本体はその中にいると。
サンゴ本体は「ポリプ」っていう体長数ミリの小個体。
<出典:blog.goo.ne.jp>
それがたくさん集まって、それぞれが自分の骨格を大きくしてくと、あのでっかいサンゴ礁ができるっつーこっちゃね。
サンゴの生態
じゃーサンゴってどんな動物なんか?
食事方法
動物やけん、当然飯を食う。
サンゴの栄養源は2つあって、
①プランクトン
②光合成
だ。
まず①。
サンゴ個体のポリプには触手があって、それをニョロニョロ伸ばしてプランクトンを捕獲、摂取する。
でもこれだけじゃあ栄養不足で、生きていかれん。
そこで②、光合成だ。
動物なのに光合成するんかい、と思ったあなたは鋭い。
だがしかし、サンゴにそんな機能はない。
そこでだ、サンゴは体内に「褐虫藻(かっちゅうそう)」っていう藻を住まわせることで、光合成をしてもらってるのである。
そらもうウハウハですわ。
繁殖とか排泄とか…
動物ならウンコだって、夜の営みだってするやろがい!
サンゴの場合、入れたり出したりする穴は1個しかない。
つまり、食べるも出すも、全部同じ穴というわけだ。
サンゴ:「モグモグ…(ブリブリ)」
やだ…。
繁殖にしても、やっぱり同じ穴。
そこから精子とか卵子を放出して、体外受精をする。
<出典:www.unarizaki.com>
親サンゴ:「お前はウンコといっしょに生まれたんやで」
子サンゴ:「( ゚Д゚)」
ディーフェンス!ディーフェンス!
で、そんなサンゴ、当然天敵がおわす。
オニヒトデやらゴマモンガラやら、サンゴをかじる生物がおる。
<出典:www.google.co.jp>
動けんサンゴは文字通り手も足も出ないかと思いきや、実は防御法があるのだ。
次ページ、その防御法とは!?
用心棒のカニさんなんだけど、なんというか見た目頼りなさそうですねww
あれであの毒と地獄の使いのようなビジュアルを併せ持つオニヒトデヤローに勝てるのか不安になりますわ。
そこのとこどうなんでしょう?
そうですね、まず体格が圧倒的に違います。
「ラオウvsリン」、もしくは「曙vsたかみな」くらいの差ですね。
カニ風情が勝てるよしもありませんね。
ふと、ボコボコになったガイルの顔面を思い出しました。