こんにちは。
ヘビの特徴といえば、あの細長い体に牙、場合によっては人を死に至らしめるほどの強力な毒だろう。
そんな恐ろしげなヘビ毒ってどんなんよ。。
でも、ヘビの力は毒だけやなかった。
毒以外にも、ヘビの強力な能力とはなんぞい、と。
ヘビの毒やら特殊能力やら、その生態をいろいろと調べてみましたよ!
ヘビの脅威の特殊能力!
ヘビ毒って?
ヘビの毒には大きく分けて、2種類ある。
・神経毒
・出血毒
それぞれどんな毒か見ていこう。
<神経毒>
主に4種類の毒素に分けられるけど、基本的にはどれも神経系に作用して筋肉を弛緩させたり収縮を阻害したりする効果がある。
なので神経毒に冒されると、全身の筋肉の活動が正常に行えなくなって、呼吸困難になったり心臓が停止してしまって死に至る。
特徴としては痛みが少ない代わりに毒の回りが速いんで、死亡率が高い。
痛みが少なくても、呼吸困難って苦しいよね…。
神経毒を持つヘビは主にコブラとかウミヘビの種類が多い。
<出血毒>
出血毒にはタンパク質を分解する酵素が入っていて、体内に注入されると細胞を破壊する。
血液が凝固したり、溶血を起こしたり筋肉組織が破壊されてしまう。
神経毒よりも毒の回りが遅いんで、死亡率は低い。
ただし、噛まれた患部から徐々に体が破壊されていくために超絶苦しむ。
毒が広範囲に回れば体内からの出血、臓器不全を起こして死亡する。
血清を打って助かっても、破壊された細胞は元に戻らないため壊死する。
なので手足の切断といった後遺症が残ることも。
主に出血毒を持つヘビは、クサリヘビ科である。
ちなみに人が死亡するほどの強力な毒を持つヘビは、神経毒と出血毒両方を含むハイブリッドが多い。
は、話が違う!!
↓クサリヘビの毒を血液にたらしてみると…( ゚Д゚)
ピット器官
ヘビの特殊能力の1つがピット器官である。
赤外線を感知できる器官で、視力の低いヘビはこれを使って獲物の位置を正確に把握できる。
プレデターのアレだ。
<出典:www.avio.co.jp>
いいなあ、便利だなあ。
これは全部のヘビが持ってるわけではなくて、ニシキヘビとかクサリヘビが持ってることが多い。
ヤコブソン器官
ヘビの舌が2又に分かれてることは有名だけど、あの舌をチロチロしてる理由はあんまり知られてない。
ヘビの口の中にはヤコブソン器官というニオイを感知する器官がある。
この器官は口の中の上部に2つ穴が空いてて、舌を使って集めたニオイの粒子をここに運んでニオイを感知している。
穴が2つあるから舌が2又になってるんだね。
実はヤコブソン器官はヘビだけの器官じゃなくて、爬虫類とか哺乳類はけっこう持ってる。
ネコとかね。フレーメン反応ってやつ。
<出典:suzurode.blog.ocn.ne.jp>
これ、ホントは人間にもあるんだけどほとんど退化しちゃっててあんまり機能してないのが実状である。
だからフェロモンとか言われてもピンと来ないわけだ。
エロいフェロモンならビンビンに感じますけどね!!(爆)
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