こんにちは。
あの「ジョーズ」のモデルとして世界的に有名になったサメ、
ホオジロザメ。
巨大な体に鋭利な歯で狙った獲物は逃さない、海最強クラスのハンターである。
人間が被害を受けることも多々あるホオジロザメを、
あろうことかペットにしちまおうという無謀な(?)挑戦が日本で行われていた!!
ホオジロザメを飼育!?
なんとここ日本、沖縄の「美ら海水族館」でこのホオジロザメを飼育してしまおうという一大プロジェクトが行われていた。
ホオジロザメは飼育が非常に難しいとされていて、過去に何度もいろんな国でチャレンジしてるものの、失敗だらけ。
飼育記録もほとんど無く、最長でも198日しかない。
そんな無謀とも言えるチャレンジをする美ら海水族館、さすがだぜ!!
で、定置網に引っかかった体長3.5メートルのホオジロザメを水族館に運び、2016年1月5日から水槽で公開されていた。
現時点では世界で唯一である。
ところが…
なんと公開からたったの3日、1月8日にホオジロザメは死亡。
いくらなんでも早すぎねーか。
7日までは元気だったけど、8日に容体が急変し、水槽の底に沈んだ。
飼育員と獣医さんが懸命に処置をしたらしいけど助からなかったようだ。
原因はわかるんだろうかねぇ。
南無三…。
ホオジロザメの生態
しかし、なぜにホオジロザメはそんなに飼育が難しいのか?
ホオジロザメといえば全世界の海に生息し、生態系の頂点に立つ存在である。
人間の被害も多く、時折ダイバーやらサーファーやら海水浴客が襲われてニュースになる。
・体長6メートル、体重1トンを軽く超える巨体で、7センチ以上の大きな歯を持つ。
・時速35kmで泳ぎ、ときには海面からジャンプするなど運動能力も高い。
・知能も高く、過去の経験を応用する学習能力もある。
・嗅覚が鋭く、100万倍に薄めた1滴の血すら嗅ぎ分けることができる。
・鼻にあるロレンチーニ器官というサメ特有の器官で、獲物が出す弱い電力を感知して位置を正確に把握できる。
・鼻先から尾びれまで、体の横側に水流とか振動を感知する器官があり、獲物の動きをキャッチできる。
と、スペック高し。
ホオジロザメのジャンプ!↓
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