こんにちは。

 

北海道名物、マリモ

 

阿寒湖でたゆたうその姿は、まるで抹茶きなこダンゴのような神秘さをたたえている。

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<出典:f-pedia.r-cms.biz

 

なぜマリモは丸いのか。

マリモだから丸いのか、丸いからマリモなのか…。

 

キーホルダーなどの土産物はもちろんのこと、

「まりもっこり」などという破廉恥極まりないキャラクターまで誕生するほどの人気を誇るマリモの謎に迫る。

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マリモはなぜ丸いのか?

 

マリモのあの丸い姿は、誰もが知るところだろう。

今一度、その姿を確認してみよう。

 

うむ、丸い。

 

ほわんほわんと水槽の中で動く様はまるで夢うつつ。

えもいわれぬ、不思議で神秘的な魅力をたたえている。

 

このマリモからどうしてあのような「まりもっこり」が誕生したのか。

担当者を小一時間ほど問いただしたい。

 

さてこのまりもっこ…いや、マリモはなぜ丸くなるのだろうか。

 

マリモのあの丸い体は、藻の集合体である。

藻が集まって互いに絡みつき、次第にあのような丸い形が形成される。

 

さわるとフワフワのわがままボディな感触が楽しめそうだが、

実のとこはタワシのようにゴワゴワらしいw

 

藻の1つ1つはホレ、この通り。

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<出典:www.gakujoken.or.jp

 

これが集まってあの球体になると。

 

実はマリモは阿寒湖限定の藻ではなく、他の地域でも生息している。

日本では北海道の他に青森、山梨、滋賀の琵琶湖にもいる。

富山でもマリモが発見されてるけど、それは「タテヤママリモ」っていう別種らしい。

 

海外でも、ヨーロッパ北部、ロシア・北アメリカで発見済み。

どうやら、北海道原産のマリモが渡り鳥によって各地に運ばれたのではないか、とのウワサである。

 

しかし、あのように丸い形になるのは阿寒湖含め、ごく一部の地域のみである。

丸くないマリモなんて、マリモじゃない。

 

 

では阿寒湖の一体何が、マリモをマリモたらしめているのか。

 

マリモが丸くなる原因は、まだ分かっていない。

有力な説では、

 

・藻の1つ1つが絡まりやすい性質を持っている。

・水の流れや地形、日光の当たり具合などの条件が奇跡的に整った。

 

というのがある。

 

マリモは必然的に丸くなったのか、それともただの偶然なのか…。

全ては神のみぞ知る。

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マリモの成長サイクル

 

マリモは、小さいもので直径数センチ、大きい物で直径30センチにもなる。

 

その成長過程は、

 

①マリモの元になる藻が発芽する。

②藻が互いに絡みつき、集まる。

③次第に丸みを帯びていく。

④球体になり、成長。

⑤ある程度のサイズになると、日光の当たらない内部が枯れてくる。

⑥枯れた内部が空洞になり、重さに耐えられなくなって崩壊。

⑦バラバラになった藻が再び集まる。

以後、繰り返し。

 

てな感じである。

 

マリモは光合成で成長するんで、光の当たる上の部分が成長すると重くなり、重心が移動してうまいことくるっと回転。

すると今まで下側だった部分が上になり、均一に成長していくのだ。

 

 

ときおり、「水面に浮くマリモ」の姿が確認されている。

あの球っころが水面に浮くだと…。神秘か!

 

マリモの光合成の結果、たくさんの泡がマリモの回りに発生

するとその泡がマリモの内部や表面を取り巻き、マリモの体を浮かせるという。

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<出典:a244733.blog.so-net.ne.jp

 

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