最近、テロな活動が世界で活発になってますね。恐ろしや。。
世界平和を望む管理人は心を痛めております。
んで、そのテロで危惧されているのが、生物兵器なわけで。
生物兵器って聞くけど、どんな種類のものが生物兵器として危険なのか、調べてみました。
生物兵器
・エボラウィルス
かの有名なエボラ出血熱の病原菌。
感染すると致死率50〜90%とも言われる最強ウィルスの一つ。
感染後、最初は風邪のような悪寒や頭痛、発熱から始まり、嘔吐や下痢といった症状に変化。
その後、体中の血管に血栓が作られ、血の流れが停滞する。よって血液が行き渡らなくなり、内蔵が死に始める。
詰まった血管も破壊され、血液が目や耳、鼻、毛穴など体中から流れ出ることになる。
血液の凝固作用も失われ、出血は止まらない。
また、ウィルスは皮膚下のコラーゲンも破壊し、皮膚としての形を維持できなくなる。ちょっとしたことで皮膚や粘膜、血管がくずれてしまう。
やがて全身から血を吹き出し(放血)、最後は文字通り体が「炸裂」する。
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・天然痘ウィルス
こちらも有名なウィルス。
感染すると、1週間〜2週間程度の潜伏期間を経て、頭痛・発熱の症状から顔、手足などに発疹が出始める。
やがて発疹は全身に広がり、水疱や膿疱に変化。その後黒っぽいカサブタになっていく。
症状は体の表面だけでなく、呼吸器や内蔵にも発生するため、臓器不全や呼吸困難などで命を落とすこともある。致死率は30%とも言われる。
発疹は2〜3週間で治癒するが、ひどい跡が残る。
治癒後は強い免疫が作られる。
1980年に根絶宣言が行われたが、現代でこの免疫を持つ人間はほぼいないとされ、生物兵器として利用された場合の危険性が叫ばれている。
・炭疽菌
炭疽菌に感染されたことによる症状には3種類ある。
・皮膚炭疽症
・腸炭疽症
・肺炭疽症
肺>腸>皮膚の順に致死率が高く、肺の場合は90%以上である。
呼吸により炭疽菌を肺に吸い込んで発症する肺炭疽症にかかると、風邪の症状から始まりインフルエンザのような高熱になり、チアノーゼが見られたり、呼吸困難によって死亡する。
炭疽菌は自分が存在している環境が悪くなると、芽胞に包まれた状態になることで温度変化や栄養不足でも何年でも生存できる。
この状態であれば保管・移動が簡単にできるため、バイオテロに都合がいいのである。
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蚊