こんにちは。
最近、洪水後は感染症が流行るとか、致死率の高い感染症が流行ってる、みたいなことを聞きまして。
あらやだ、こわい。
と、なんとなーく
「嫌だなーこわいなー」
的なイメージはあるものの、いかんせん菌じゃあ目に見えん。
どう注意したらええねんと思い立ったわけで、調べてみましたよ。
感染症の種類と症状・予防法
では代表的な感染症を引き起こす菌について紹介しよう。
破傷風菌
これは有名である。
こう、傷口から菌に感染するっていうやつね。
実はこの破傷風、VERY危険な菌。
なんと死亡率は50%!
<症状>
初期症状は口が開きにくくなったり、舌がもつれたり、喉がこわばったりと、口に変化が出る。
んで次第に全身の筋肉が痙攣したり、筋肉が硬直したりして歩くこともままならなくなる。
重症な場合はそのまま呼吸困難で死亡する。
筋肉にのみ作用する毒性なので、意識とか痛みがはっきりしたまま全身がエライことになるんで、死ぬまで苦しみ続けることになるという。
<予防法>
一番良いのは予防接種。
予防接種してるかどうかわからん場合もあるんで、小さなキズでもすぐに洗って消毒することが大事。
小さいころ、オカンによく言われたやないか。
溶連菌
溶連菌が引き起こす感染症はいろいろ種類があるんやけど、ここでは敢えて一番ヤバイやつを…。
<症状>
「劇症型溶連菌感染症」と呼ばれるその症状は、
手足の指先から1時間に数センチという驚異的なスピードで壊死していくもの。
その恐ろしさから、別名「人食いバクテリア感染症」とも言われる。
ついでに高熱とか、全身の腫れ・痛みも伴う。
死亡率は30%。
うーんヤバい。
<予防法>
実はワクチンが存在しない。
人から人へは飛沫感染するんで、手洗い・うがいといった予防法しか…。
やっぱオカンは正しかったんやww
レプストピラ
あんま知らんね。
家畜とかネズミのシッコ・ウンコに含まれる菌が人に感染することで発症する。
日本でも衛生状態が良くなる前はけっこうこれが原因で死者も出てたけど、近年ではだいぶまれにまってきてる。
ただし今でも、洪水とかの水害後はこの菌がそこらにばら撒かれることになるんで、水害地域では要注意!
<症状>
風邪とかインフルエンザみたく、発熱・寒気・頭痛・倦怠感・筋肉痛といった症状が出る。
軽症ならこれくらいで済むんだけど、1割くらいの確立で「ワイル病」と呼ばれる重症を引き起こすことがある。
重症になると、黄疸とか出血、肝臓・腎臓障害が起きる。
下手するとエボラ出血熱みたいな全身出血もあり得るそうで、死亡率は50%にもなる。
めっちゃヤバいやつやん。。
<予防法>
ワクチンが効果あり。
あとは消毒だけど、洪水時は水に入らないことが一番よ。
レジオネラ
温泉とか銭湯とか、公共の入浴施設で集団感染することがある。
ここ日本でも毎年死者が出ているんで、あなどれぬ。
銭湯・温泉スキーは注意!
<症状>
レジオネラ菌によって肺炎が引き起こされ、発熱・頭痛・寒気・咳といった風邪に似た症状が出る。
それが悪化すると呼吸困難とか意識障害を起こして、死亡する可能性がある。
死亡率は30%とけっこう高い。
抵抗力の低い高齢者がかかりやすいともいわれてる。
<予防法>
正直、公共の入浴施設はどうしようもない。
家庭でも発生する可能性があるから、そっちは予防できる。
・風呂の水は毎日代える
・加湿器の水は毎日代える(盲点)
・蛇口、シャワーヘッドはきれいにする(盲点)
とかでも対策できる。
やっぱきれいが一番っすよ、奥さん。
はい、以上がこわい感染症と予防方法でした。
やっぱ目に見えんというのがすげえ厄介。
ワクチンだって抗体ができるまで時間かかるし、型が違うと効かない。
日頃から衛生状態を良くして、殺菌消毒を怠らないことが一番確実かもしれんどすえ!