寄生獣、流行ってますね。
まあここまで知能の発達した寄生生物もいませんが、世界にはありとあらゆる寄生生物が存在します。
今回はその一部を紹介しましょう。
一般的に、寄生生物は見た目がアレなものが多いので、苦手な方はあまり見ない方がよろしいかもしれません。(じゃあ書くなよ)
比較的ライトなやつを選んだつもり…
いや、そうでもないか(笑)
世界の寄生生物たち
・冬虫夏草
中国の漢方に利用されたりするのでご存知の方も多いだろう。
これの正体はキノコ。
セミやイモムシ、アリなどの虫に菌が寄生し、冬のうちに虫の体内で成長し、夏になると発芽することから命名。
なぜこれを漢方にしようと思ったのか。
・タイコバエ
アカカミアリというアリに寄生するハエで、成虫は針を使ってアリの体内に卵を産み付ける。
卵から孵化した幼虫はアリの頭に移動し、脳髄を栄養に成長する。
ここでアリは完全に幼虫に乗っ取られてしまいゾンビ化。他のアリから攻撃されないように巣から1人離れていく。
その後アリの頭をチョンパし、中身を食べて成長、ハエになると頭から出て行く。
なんというネクロマンサー。
・ウオノエ
ウオノエ 「やぁ(゚∀゚ )」
魚の口に寄生するダンゴムシのような寄生生物。
魚に寄生すると、舌から血液を吸い取り、腐らせてしまう。
で、そのスペースにすっぽりと収まり、自分が舌の代わりになって魚が食べたエサをいただくのだ。
寄生された魚は栄養不足になって貧血になったり、うまく発達できなくなったりする。
なんてやつだ。
スーパーで売ってる魚にもたまに紛れてるらしいけど、人間に害はないのでご心配なく。
・ケジラミ
性病である。
主に陰毛の毛根に住み着き、吸血する。
とてもかゆいらしい。(管理人は感染したことはない)
実は温泉などの集団入浴でも感染することがあると。
そしてこちらがどアップ画像↓
なんというラスボス感。
・ネナシカズラ
寄生植物。
ラーメンをぶち撒けた画像ではない。
この植物、発芽当初は根があるものの、宿主となる植物に寄生すると根が枯れ、宿主から養分を吸収して成長する。
宿主探しは「におい」をたよりに行うという説もある。へー。
ちなみに、発芽後は数日以内に宿主にたどり着かないと枯れて死んでしまう。
彼らも大変である。
・レウコクロリディウム
冒頭にライトなやつを選んだと書いたが、貼らずにはいられなかった。
ムシャクシャしてやった。反省はしていない。
鳥とカタツムリの間を行き来する寄生生物で、鳥の体内で卵を産み、フンといっしょに体外へ排出。
それをカタツムリが食べて侵入、幼虫となる。
幼虫となったこいつは、カタツムリの触覚へ移動。
カタツムリはすでにコントロール下にあり、自ら太陽の元、敵に見つかりやすい所へのこのこと出て行くようになる。
そして、こうなる。↓ ※閲覧注意!!
触覚に移動したこいつは、わざと鳥に見つかりやすいようにウゾウゾと動き回るのだ。これは鳥のエサであるイモムシに似せているのであり、エサと勘違いした鳥はカタツムリを食べる。
そして鳥に侵入した幼虫は成虫となり、卵を生むというサイクルだ。
どうかしてるぜ!!
はい、寄生生物たちでした。
目を覆いたくなるような現実でした。(視覚的な意味で)
ちなみに寄生獣は名作だと思います。