タコは料理だけじゃない！！脅威の能力を持っていた！？

こんにちは。

日本人には馴染みの深い生物、タコ。

寿司に刺し身にたこ焼きに…。。

ついつい食うことばっかり浮かぶけど、生物としてのタコの恐るべき能力をご存知だろうか？

ヨーロッパでは「海の悪魔」と呼ばれ恐れられている、タコの本当の力を紹介しよう。

タコリストのためのタコイズムなタコトリビアである。

ハイスペック・タコ

腕

あの８本のうねうねの足。

足っていうけど、実際は腕。

その９０％は筋肉でできていて、かなりのゴリゴリ剛力。

二枚貝をこじ開けたり、殻を粉々に砕くことも可能なのだ。

またそれぞれの腕には２４０個もの吸盤がついていて、あらゆるものに吸着可能。

腕力と吸盤を合わせることでその肉体は更に強靭になった。

しかも吸盤は自分には吸着しないため、何らかの方法で自己認識をしていると思われる。

敵に襲われたときに自ら切断することもでき、切れた腕は再び生えてくる。

ときどき、切れたところから２本以上の腕が生えることもある。

ちなみに切断された腕も１時間はその機能を失わない。

そしてなんと８本のうちの１本は生殖器としての役割も持つ。

なんて便利なんだタコ。

目

＜出典：blogs.yahoo.co.jp＞

横一文字の瞳孔をもった瞳。

非常に視力がいいと言われていて、視覚のみで獲物かどうか判断することができる。

構造上、人間でいう「盲点」が存在しない。

心臓

なんとタコは３つの心臓を持っている。

１つは全身に血液を送るメインの心臓、もう２つは左右のエラに血液を送るエラ心臓と呼ばれるサブの心臓。

全身の９０％が筋肉というゴリゴリマッチョマンのタコには、たくさんの酸素が必要。

なので３つもの心臓を持って全身に血液を送っているのだ。

大魔王バーン様のように１つを潰されても平気、というわけにはいかんですよ。

ちなみにタコの血液は青色。

これは血液中に含まれる「ヘモシアニン」という酸素供給物質のため。

銅の色である。

てめぇの血は何色だーっ！！

口

＜出典：blog.aomori-ichiba.com＞

８本の腕の根本中心に位置する口。

そこには切れ味鋭いクチバシがあって、貝とかカニの殻なんかたやすく砕いてしまう。

人間の指だってスパンよ、スパン。

また危険が迫ると墨を吐いて目眩ましに使う。

他にも、匂いを撹乱する役目も持つ。

イカ墨と違ってアミノ酸といった旨味成分が含まれていないんで、マズい。

タコスミパスタが無いのはそのためだ。

気になる人は一度試してみてはいかがだろうか。

知能

そしてタコの一番の武器はその知能の高さである。

「無脊椎動物で最も知能が高い生物」、それがタコなのだ。

その体の中には計９つの脳を持つ。

メインの脳ミソと、各腕の動きを司る脳（神経の塊）が８つあって、メインが司令塔の役割を果たし、その他が詳細な動きを制御している。

その頭脳は学習することができ、訓練すれば芸も覚えることが可能という。

ほれ、お手だよ、お手！！

回して外すペットボトル式のフタだってちょろいもんよ。

なにーっ！？

実際の生活では貝殻を身にまとって盾として利用したり、自分の巣に貝殻とか石を並べたりする。

道具を使う無脊椎動物だと！？

また瞬時に自分の色を背景に溶け込ませたり、柔らかくしなやかな肉体を利用して敵が入ってこれない狭い場所を選んで身を隠すといった防御対策も万全。

タコの寿命はせいぜい１〜２年だけど、もし人間並の寿命を持っていたとしたら、地球を支配できるほどの知能を持つまでになるとの説もあるほどだ。

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