こんにちは。

 

海水浴とかダイビングとかシュノーケリングとかサーフィンとか、海は楽しいけど気をつけないといけないこともいっぱい。

 

中でも、危険生物には特に注意が必要である。

そう、クラゲだ

jellyfish-1185278_640

 

ヤツらは音もなく近づき、気付かれること無く毒針攻撃を仕掛けてくる

 

チクっと痛い程度のクラゲから死の危険があるクラゲまで、日本の危険なクラゲを紹介しよう!

スポンサードリンク

日本の危険なクラゲたち

 

ハブクラゲ

Chiropsalmus_quadrigatus

<出典:ja.wikipedia.org

 

沖縄の海に出現する危険なクラゲ。

「ハブ」ってのはあの毒ヘビのハブのこと。

 

日本近海で見られるクラゲの中ではナンバーワンに危険なクラゲ

で、刺されて死亡した例もある。

 

傘の大きさは15〜30センチくらいで、触手の長さは1.5メートルにもなる。

透明に近いんで、海の中では姿が見えにくい。

 

刺されると激痛に襲われてミミズ腫れができる。

そのうち水ぶくれになり、やがて細胞が壊死する恐ろしさよ。

 

重症になると呼吸困難とか意識障害を起こして死亡する

 

時期的には海水浴シーズンまっただ中に発生するんで、沖縄の危険海岸ではハブクラゲ防止網が引かれてたりする。

picture-075

<出典:outdoor.ymnext.com

 

超・気をつけて!

 

 

アンドンクラゲ

e9570ab0c2de4b338c17e4792c64fe3b

<出典:blogimg.goo.ne.jp

 

さっきのハブクラゲと近い種類のクラゲ。

3センチくらいの立方体の傘に20センチ程度の触手を持つ。

けっこうちっちゃい故に、気付かなくて危険。

 

こちらは沖縄から北海道まで日本全国で見られ、

お盆の時期には大量発生する

 

通称「電気クラゲ」と呼ばれ、刺されると電撃を受けたかのような激痛に襲われる。

 

海岸で大量に発生した場合、海水浴場が閉鎖されることもある程危険な種である。

 

スポンサードリンク

 

カツオノエボシ

Portuguese_Man-O-War_(Physalia_physalis)

<出典:ja.wikipedia.org

 

海面に青っぽい透明なビニール袋みたいな傘を浮かべて漂うクラゲ。

この形が昔の「烏帽子」に似てるからと命名。

 

烏帽子っていうかギョウザに見えるんだがいかがかw

 

こんな見た目だけど猛毒の毒針を持っていて、人の死亡例もあるほど。

傘の下には10〜50メートルもあるなが〜い触手を持っていて、触手に触れると自動的に毒針が飛び出す仕組みだ。

 

このクラゲも「電気クラゲ」の異名をとり、刺されると炎症を起こして腫れ上がる。

恐いのはアナフィラキシーショックで、2回目に刺されるとアレルギー反応を起こしてショック死する可能性がある。

 

クラゲは夏の生き物ってイメージがあるけど、コイツは春先から出現する

サーファーやダイバーが春なら大丈夫だろっつって痛い目を見るのである

-shared-img-thumb-MIYAKO75_yatta--20140726_TP_V

「うはwいい波きてるぅww」

 

 

ときどき海岸に打ち上げられてることがあるけど、触っちゃダメ

sand-669124_640

死んでても毒針の機能は残ってるんで、下手に触ると刺されるからね。

 

 

ヒクラゲ

andonkurage

<出典:uni2008.web.fc2.com

 

こちらは秋から冬にかけて出現するクラゲ。

死亡事故は無いものの、刺されると火傷をしたような痛みを感じるからヒクラゲ(火クラゲ)と呼ばれる。

 

傘は大きいもので30センチくらい、触手は4メートルになる大きめのクラゲ。

時期的に海水浴中に出くわすことはないけど、寒い時期に海に出る人は要注意!

 

 

次ページ、これがクラゲ?なクラゲ…