こんにちは。
何かとお騒がせなドナルド・トランプ氏。
何だかんだ言いながらも、ちゃっかり大統領に選ばれてるあたりはさすが不動産王。
今回、そんなトランプ氏の偉大さがわかる事案が発生した。
なんと、彼の名前が生物界にまで轟いたのだ。
すげーぜ、オッサン!
と思って調べてみたら、トランプおじさんだけじゃなくて前大統領のオバマ氏の名前から命名された生物までおるそうで。
てことで、大統領の名前を冠した生物を紹介しまっしょい。
新種の蛾の名前は「ドナルドトランピ」!?
アメリカ、カリフォルニア州で新種の蛾が発見されたという。
体長は1センチに満たない小型の蛾である。
しかして、その蛾の名は「ネオパルパ・ドナルドトランピ」。
「トランピ」って何だ。
ていうかなんで「プ」を「ピ」に変えたのか。
発見したのはバズリク・ナザリっていうカナダ人らしいんだけど、新種の生物って発見したら見つけた人が好きに名前つけていいんだよね?
自分の名前とかでもよかったんだよね?
あえてトランプおじさんの名前を持ってくるあたりにセンスを感じる。
さすが欧米人はやることが違う。
で、その蛾はそんなにオジサンに似てるのかと。
その顔がコレだ。
<出典:happy1018.com>
コレを見て「トランプ氏に似てる」と考えるあたりにセンスを感じる。
さすが欧米人はやることが違う。
どうやら頭の金髪フサフサ感が氏をオマージュさせるらしい。
ナザリ氏いわく、
「これ以外に選択肢は無かった。」
マジか。
いや、ぜんっぜんわからない。
コレ見てどーやったらオジサンの顔が浮かんでるのか。
きっと彼は新種発見てことでテンション上がりまくって、たまたま話題になってたトランプ氏が脳裏に浮かんできて、
「トランプの名前つけたら面白くね?」
「ついでにプをピに変えたら可愛くね?」
的なノリでつけてしまったんだろう。
きっとアルコールも入っていたに違いない。
酔いが覚めて、冷静になって考えてみると
「一体オレは何を…」
黒歴史である。
「ねぇねぇトランピおじさん、おじさんはバットマンなの?」
「そうだよ」
他にもいた
なんと、トランプ仕様の蛾はトランピだけではなかった。
非公式ながら、「トランパピラー」と名付けられた蛾(幼虫)もいる。
やはりちょっと可愛さを狙っているのか。
で、その蛾の幼虫がコレ。
全身が金色の毛で覆われた、またえらくモッフモフな毛虫である。
コイツは「サザン・フランネル・モス」っていうアマゾンで割と最近発見された蛾の幼虫。
ちなみに毛には毒があって、触るとクソ痛いとのこと。
やはりこのビジュアルがトランプ氏の髪の毛に似ているという妄想を掻き立てるらしい。
もう、金色っぽくてモフモフしてれば何でもいいようだ。
ていうか絶対楽しんでやってるだろ。
巻き起こるトランプ旋風は、留まる所を知らぬのだ。
オバマ元大統領の名前もつけてみた
で、今度はオバマ元大統領。
やはり彼も、「大統領の名前付けゲー」の犠牲者となっていた。
寄生虫
マレーシアで発見された、カメに寄生する生物が「バラクトレマ・オバマイ」と命名された。
<出典:http://www.journalofparasitology.org/doi/full/10.1645/15-893>
「寄生虫に大統領の名前をつけるのは失礼でないの」とかいう議論もあったそうだけど、そんな議論はむしろ寄生虫に失礼である。
寄生虫は人類よりも劣っているとする、この人類の傲慢さよ。
ていうことで、私の寄生虫愛がほとばしる記事はこちら。
魚
ハワイ沖で発見された新種の魚が、ハワイ出身であるオバマ氏の名前をとって
「トサノイデス・オバマ」と名付けられた。
<出典:livedoor Blog>
青とオレンジのコントラストが美しい。
海洋環境保護を訴えてきたオバマ氏は「とても光栄」と喜んでいたそうである。
クモ
そして新種のトタテグモ。
<出典:e-StoryPost>
スパイダーマン好きなオバマ氏にちなんで、このクモは「バラク・オバマ」と名付けられた。
もはや何のひねりもない。
トカゲ
そしてとうとう、恐竜とともに絶滅したトカゲにまで及ぶ。
その名前は「オバマドン」。
どうもこのオバマドン、歯が長くてまっすぐキレイだったと。
そんで同じく歯がキレイなオバマ氏から名付けられたようだ。
別に歯がキレイな有名人なんていっぱいいそうなもんだが、やはりそこはオバマ氏の影響力の強さよ。
実は命名当時、ちょうとオバマ氏が大統領選に出ているころだった。
名付け親の古生物学者ニコラス・ロングリッチ氏いわく、
「選挙結果が逆だったら、台無しだった」
「面白いと思った」
とのたまっている。
はい、以上でした。
てことで、やはり大統領になろうともいう人物が及ぼす影響は生物界にまで達するほど大きいのだ。
ていうか名付ける方は絶対楽しんでる。間違いない。