こんにちは。
蛇って、けっこう謎に満ちた生き物と思いません?
脱皮ってどうやんねんとか、なんで自分よりデカイもの食えるねんとか。
なのでちょいと蛇にまつわる疑問あれこれをテリーマンよろしく解説していこう。
そういえば聞いたことがある…!
どうやって脱皮すんの?
脱皮の皮は見たこと有るけど、どうやってんだ?と。
脱皮はまず頭から。
石とかの固いものに頭の先をこすりつけて、最初のひと剥きを強引にこじ開ける。
ある程度頭が出るまでは、そのままそこらにこすりつけて何とか首くらいまでは頑張って剥いてく。
首まで完全に剥けたら、あとはパンストを脱ぐ要領でスルスルっと。
頭さえ出れば、意外と簡単そうである。
ちなみに蛇にはまぶたが無いんで、目も脱皮する。
こんな感じ↓
舌をチロチロさせるのは何で?
蛇はやたらと二股にわかれた舌をチロチロさせる。
これには何の意味があるのか?
<出典:userdisk.webry.biglobe.ne.jp>
蛇は、目があまりよくないんで「匂い」を頼りに生活している。
匂いといっても、直接鼻でくんかくんかするわけじゃなく、舌を使って匂いをかいでいるのだ。
舌で匂いをかぐってなんぞ??
蛇は舌の先に匂いの粒子をつけて、それを口の中にあるヤコブソン器官と呼ばれる匂いを感知する器官に運ぶ。
そのヤコブソン器官ていうのは、ちょうど口の中に2つあって、穴があいてる。なので蛇の舌は二股に分かれてるってわけね。
とぐろを巻くのはなんで?
蛇はよくとぐろを巻いてるけど、その理由をご存知か?
<出典:www.seibutsushi.net>
蛇は体が長いんで、そのままにしてるとケツの方まで目がまわらんと。
それならとぐろを巻いてしまえということで、蛇にしたら防御体勢なのである。
しかもとぐろ状態なら攻撃もしやすく、攻防一体の構えといえよう。
戸愚呂「やるねぇ…」
蛇の胴体ってどこまで?
一見、頭からシッポの先まで一続きなんで、胴体とケツの区分けがなさそうに見えるけど、実はちゃんと境目がある。
ケツの穴より前側が胴体、後ろ側がシッポ。
簡単だね!
ちなみに骨格を見ると、ちゃんと胴体は肋骨があってシッポにはない。
<出典:twitter.com>
なぜあんなデカイものを食べられるのか?
蛇っていうと、たいがいデカイものを食べるイメージがある。
アナコンダなんかはワニとか哺乳類とか、どう考えても体の比率的におかしいだろってのを食べる。
なんでそんな体に見合わないサイズのエサを食べれるのか?
まずそもそもの口。
一般的には、蛇はアゴの関節を外せるから大きなものを飲み込めると思われている。
でも実際はちがくて、関節は2段階で開き、下アゴが左右で分かれて自由に動く。
んで器用にモゴモゴ口を動かすことで、エサが奥の方へと入っていくのだ。
<出典:www.lepetitprince.net>
次。
そのデカイ獲物が胴体を通ってくんかと。
でも心配ゴム用(笑)
蛇の肋骨は人間みたく、胸のとこでつながってない。
なので肋骨を閉じたり開いたりが簡単にできるのだ。
だからエサを飲み込んだら、肋骨を開いて食べたもんを華麗にスルー。
でもたまにデカすぎて、吐き出すこともある。
そして吐き出せずに死ぬこともある。
はいはい、蛇の不思議に迫ってみました。
どや、これでキミも今日から蛇博士だ!!
合コンだろうが街コンだろうが、蛇のうんちくを語り尽くしてやれば失敗すること間違いなしだ!!