危険な寄生虫が!?
この両者だけど、実は危険な面も持ち合わせている。
そう、ヤツらの体内には寄生虫が巣食っている可能性があるのだ。
その寄生虫の名は「広東住血線虫」。
体長22〜23ミリ程度のピョロっとした虫である。
卵から幼虫時代をカタツムリ・ナメクジの体内で過ごし、それを食べたネズミの中で大人になって卵を産む、っていうサイクルだ。
普通は人間に寄生するヤツじゃないんだけど、
カタツムリとかナメクジを生で食べたり、素手で触って洗わなかったりすることで人間にも寄生する可能性がある。
生で食べる猛者はあんまいないと思うけど、子供はよく素手でなんでも触ったりするから気をつけて。
やっかいなのが、カタツムリとかナメクジが通った野菜にも寄生虫がいる場合がある。
なので野菜はしっかりと洗うことが必要。
人間が寄生されると…?
広東住血線虫が人間に寄生すると、幼虫のまま全身をめぐりめぐって
脳とか脊髄といった中枢神経に集まってくる。
しばらくの潜伏期間を経て、
発熱・頭痛・嘔吐・麻痺・昏睡・痙攣といった症状に見まわれ、最悪死に至ることもある。
てことでヤツらには気をつけてね。
はい、以上でした。
まあ別にヤツらも外でもそもそしてる分には問題ないんやけどね。
家の中とか畑で見かけたら、そっと塩をかけるかビール入り容器を置いてやりましょう。