こんにちは。
生物のるつぼ、アマゾン。
それはもう多種多様な生態系がくんずほぐれつで営まれていて、未だに新種の生物がゴロゴロ見つかる秘境である。
そしてそこに住まうは、最強最悪の危険生物、カンディルである。
生物とあらば容赦なく襲いかかり、我々人間とて例外ではない。
そんな恐怖の権化カンディルの生態について紹介しよう。
危険度MAX!!
現地ではピラニアよりも遥かに危険と恐れられている魚である。
その生態は!?
見た目
まずはそのカンディルという生物がどんな姿をしているか、ご覧いただこう。
これだ!!
<出典:shuntopi.com>
うん、意外としんなりしている。
そんな凶悪生物ってくらいやけ、もっとゴリゴリのエイリアンみてーな姿を想像するやん。
体長は10センチほどの、ナマズの仲間。
こんな小さくて何が凶悪生物か、と。
「そんなんじゃあこのオレの鋼鉄ボディに傷1つつけらんねぇぜHAHAHAHAHA!!」
的なことをよくガチムチの黒人が言ってるけど。
それは完全に死亡フラグである。
で、実はだいたい30センチ未満のおんなじようなナマズを総称してカンディルって呼んでるだけで、固有のナマズの名前ではないの。
何が危険なのか?
で、一体この小魚の何が危険だというのか?
その①:肉、肉、肉ぅ!!
まずはその脅威の肉食っぷり。
これでもかと言わんばかりに肉を喰らう。
魚だろうが爬虫類だろうが哺乳類だろうがお構いなしだ。
ピラニアと違って、自分よりも大きい生物に対しても超強気。
その②:特技、噛みつき。
こんな小さな体ながら、皮膚や肉を食い破るために発達した牙はとっても鋭利。
人間の皮膚なんか、簡単に穴を開けちゃうからね。
その③:穴があったら入りたい…
多分これが一番恐い。
・アンモニアに反応して(集団で)寄ってくる。
・穴から体内に(集団で)入り込んでいく。
カンディルが他の魚を襲うとき、エラの隙間から体内に侵入することが多い。
体内に侵入して、内臓から何から食べ放題、というわけだ。
<出典:blog.livedoor.jp>
人間に対してもいっしょで、口・鼻とかケツの穴は要注意だ。
しかもカンディルのヒレには返しの針がついていて、一度潜り込むと、引っ張りだすことが困難。
いったん侵入したカンディルを除去するには、外科手術が必要になる。
んで。
カンディルはアンモニアに反応する。
人間からアンモニアが出る場所といえば、1箇所しかない。
そう、尿道である。
尿道にカンディルが侵入した際の激痛は如何なるものだろうか。
想像しただけでプリチーマイサンがちぢこまってまうわい。
アマゾン川で絶対にシッコだけはしてはならない。
するなよ!絶対するなよ!!
カンディルの食事風景
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