こんにちは。
日常生活に潜む、魔の手。
闇に蠢くアイツらは、血液を求めて日夜我々を狙っている。
ヤツらは吸血虫だ。
<出典:d.hatena.ne.jp>
我々の命にも等しい血液を糧として生きる大胆にもしたたかな生物たちである。
しかし、ただ血を吸うだけならまだいいものの、
中にはとんでもない爆弾を仕込んでいく輩までいる。
そんな危険な吸血虫たちを紹介しよう。
恐怖の吸血虫たち!
スナノミ
<出典:topicstrendy.com>
インド、アフリカ、中南米に生息する吸血虫。
主に足の裏から寄生してきて、体内に潜り込んで吸血を行う。
そしてそのまま宿主の体内で卵を産み、
足の裏の皮膚の中で何百匹にも増殖するのである。
放置すると傷口が化膿して炎症を起こし、やがて甚大な
「スナノミ症」という感染症まで引き起こす。
症状が進行すると足の裏の組織が腐敗して、歩くこともままならなくなる。
寄生したスナノミを摘出するには、まわりの皮膚ごと切り取るしかない。
摘出動画↓↓(閲覧注意!!)
これが原因で1ヶ月に何十人もの人が死亡しているらしい。
現地ではサンダルで歩くべからず。。
マダニ
<出典:madani.etc64.com>
普通のダニと比べてサイズが大きく、肉眼でもハッキリ見える。
2〜3ミリくらいの大きさだ。
体温や二酸化炭素、振動とかを感じ取るセンサーを持ってるんで、人間が近くにいればすぐにバレる。
皮膚に到達すると、ハサミのような口で皮膚を切断。
その後、唾液をセメントのように固めて皮膚と口を結合させてしまう。
こうすることで簡単に引き剥がすことができなくなって、一週間以上も血を吸い続けることができるのだ。
吸い続けた結果がコチラ。
<出典:detail.chiebukuro.yahoo.co.jp>
体長は1センチ以上になり、体重は100倍に。
どんだけよw
しかし恐いのはその後。
マダニは重症熱性血小板減少症候群とかライム病、日本紅斑熱といった病気を引き起こすウィルスに感染してる可能性がある。
これらは死者も出てるほどの危険な病気。
マダニに噛まれたらさっさと病院に行くがヨロシ。
トコジラミ(ナンキンムシ)
<出典:ja.wikipedia.org>
日本含む先進国ではめっきり姿を減らしてたトコジラミだけど、最近になって再び猛威を振るい出した。
夜な夜な、人間の寝込みを襲う。
コイツに吸血されると強烈な痒みに襲われ、場合によっては仕事ができなくなるほど。
<出典:ameblo.jp>
ホテルとか旅館で発生した場合、宿泊客から損害賠償を求められるケースにまで発展することもある。
しかも最近のヤツは従来の殺虫剤が効かない
「スーパーナンキンムシ」に進化してるらしいw
ブヨ(ブユ)
<出典:ja.wikipedia.org>
コバエのような見た目とサイズなんで、気づかないことも多い。
しれっと人間の皮膚を切り裂いて血を吸い逃げしていく。
しかし吸血後の症状は悲惨である。
ブヨは唾液に遅効性の酵素毒を含んでいて、吸血後しばらくしてから
患部が異様に腫れあがり、猛烈な痒みに襲われる。
ボッコーン!
場合によっては頭痛・発熱したり、腫れが1ヶ月以上引かないこともある。
一度に数十箇所も噛まれた場合、命の危険に関わることすらあるそうだ。
蚊
間接的にだけど、世界で最も人間を死に至らしめている生物が蚊だ。
世界中に生息し、あらゆる病気を媒介する恐怖の昆虫である。
マラリア、デング熱、日本脳炎、チクングニア熱、ウエストナイル熱といった病原菌をばら撒く。
いずれも死者が出ることもある病気で、衛生面・医療面で不安を抱える発展途上国では深刻な被害を被っている。
たかが蚊、されど蚊である。
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