こんにちは。
今回は恐怖の人食いバクテリア、ネグレリア・フォーレリについてです。
名前はネグレリア・フォーレリとか、フォーラー・ネグレリアとか、いろいろあるけど、何にせよ殺人アメーバなんすよ。
やだ…
ああン?アメーバがどうやって人を殺すねん!
と突っ込みたくなる人もいると思うので、その恐怖の生態を紹介しよう…。
これが殺人アメーバだ!
まずはその姿を確認いただこう。
顔かww
こっちのがアメーバっぽい。
まずこいつがどこにいるかというと、25℃〜35℃くらいのあったかい淡水で活動する。
日本含め、世界中の池・湖・川など比較的どこにでもいる。
塩素処理した水道水なら大丈夫だが、時間が経った場合とか、不衛生な環境で放置した場合なんかも危ない。
消毒処理がイマイチなプールとか温泉も例外ではない。
で、どうやって人間を食べるんか?
なんとやつらは人間の鼻から侵入し、脳みそまで移動、そしてその脳みそを食って増殖するという、恐怖のライフスタイル(?)を送っているのだ!!
人が感染された場合、「原発性アメーバ性髄膜脳炎(PAM)」という症状を引き起こす。
これにかかった人間はほぼ死亡する。
これまでの症例は140例ほどだが、助かったのは8例程度。
症状としては、インフルエンザのような高熱、頭痛、吐き気に襲われ、やがて意識が混濁していき、そのまま死に至る。
発症から死亡までの期間は10日程度しかない。
これだけ聞くと「水こえー!!」ってなるが感染すること自体が非常にまれ。
ただ、夏の暑い時期とか、消毒処理されていないような環境でそのへんの水に頭から顔を突っ込むようなことは避けた方がいい。
食塩水で鼻うがいするのも効果的という。
近年は温暖化の影響もあり、水温も上昇しているため、アメーバが活性化しやすい環境になってきている。
アメリカでもその活動範囲が北のほうへ広がってきているらしい。
真夏の川遊びも楽しいけど、注意されたし!!