3位:マダニ
<出典:www.asahi.com>
ダニかよ、くそ。
森林とか草むらに住むダニである。
実際に恐いのはマダニ本体ではなく、マダニが媒介する感染症。
マダニに噛まれることで、ウィルスが体内に入り重症熱性血小板減少症(SFTS)という病気を引き起こす。
これに感染すると、1〜2週間の潜伏期間の後、下痢・腹痛・嘔吐・発熱といった症状が出る。
場合によっては痙攣・皮下出血なども起こして重症化すれば死亡する。
致死率は30%にもなり、現在のところ治療薬もないのが恐ろしい。
2位:ツェツェバエ
<出典:blog.livedoor.jp>
ダニときたら次はハエ。
こいつも当然、ただのハエではない。
このハエは哺乳類の血を吸うハエで、人間もターゲットだ。
そして危険なのが、「睡眠病」といわれる病気を引き起こす、トリパノソーマという病原菌を媒介すること。
睡眠病とは睡眠サイクルが乱れ次第に意識朦朧となり、そのまま死んでいくという恐ろしい病気だ。ワクチンも存在しない。
主にアフリカで風土病とされていて、年間4万人が犠牲になっている。
1位:カ
ダニ、ハエとくれば次はカだ!
日本の夏の風物詩、カである。
このカ、実は「世界で最も人を死に至らしめている生物」である。
正確にはカが媒介する病原菌とかだけどね。
マラリア、日本脳炎、デング熱、ウエストナイル熱といった危険な伝染病を撒き散らす。
カによってばら撒かれた病原菌が原因で、毎年75万人もの人が犠牲になっているとされる。
サメや猛獣なんてかわいいもんよ!
はい、以上が危険な虫ランキングでした。
上位3位が非常にインパクト薄い結果となったけど、実際危ないからね。
南米やアフリカに起こしの際は、ご注意を。
生き残りたければ、警戒を怠らないことだ…。