こんにちは。
飛んで火に入る夏の虫、というけども。
夜、虫が電灯の明かりにブンブン群がっている光景は正直、キツイものがある。
<出典:www.logsoku.com>
ちょっと古い自販機とか、マジやばい。
ところで、なんでまた虫は電灯に群がるのか?
なんだ、そこに何かあるのか?
と、不思議に思っている人も多かろう。
てことで、不思議な虫の習性について紹介しよう。
虫の哀しき性に、あなたは涙する…!(嘘)
電灯に集まる虫…その理由とは!?
夜間、電灯に群がっている虫を見るとどうにも嫌悪感が拭えない。
だって普通にキモいんだもんw
なんなんだ、アレは。
一体ヤツらは何がしたいんだ。
ってことで調べてみたら、なんとも哀しき虫の習性が明らかになった。
夜間に電灯に集まってくるということは、夜行性の虫である。
夜行性の虫が光に寄ってくるのには、ワケがあるのだ。
夜行性の虫は、自分がどの方向に向かって飛んでいるかを確認するために
月明かりを利用する。
月は遠く離れた場所にあるから、どれだけ移動しようとも見える方角は同じである。
ゆえに、
虫たちは月を一定の方角に定め、自分が進んでいる方角を判断しているのだ。
しかしながら、人間社会の文明が発達するにつれ、街灯の明かりがバンバン増えていった。
すると虫たちは、より明るい光を月と勘違いし始める。
月と違って街灯はすぐそこにあるんで、まっすぐ進んでいればすぐに明かりの方角は変わってしまうと。
虫たちは光源を一定の方角に決めて飛んでるから、光源が右側にあれば、常に右側に光があるように飛ぶ。
でも街灯はすぐ近くにあるもんだから、その明かりのまわりをぐるぐる回ることになってしまうのだ。
<出典:detail.chiebukuro.yahoo.co.jp>
これが虫が電灯に群がるカラクリである。
そう、つまり虫たちは光に向かって集まってるわけじゃなくて、単に光の方角を一定にしようとして無限ループにはまってしまっているだけなのだ。
哀しいかな虫たちは、偽りの月光を灯台の明かりの如く目印にしてしまっているという残念無念なお話。
対策するならコレ!
でまあ、その習性はいいとして。
自分家の電灯に虫がブンブン集まるのは勘弁願いたい。
翌朝になると、ヤツらの死体がいっぱい転がっとるやんけ。
そんなアナタに吉報。
とっておきの対策があるのだ!
それはいたってシンプル、電灯を蛍光灯とか白熱球から、
LED照明に変えるだけ。
そうすると、アラ不思議。
自然と虫たちは寄ってこなくなるのである。
なぜだ、ヤツらはLEDには興味が無いのか。
省エネ設計で、とっても長持ちするのが売りのLEDは嫌いなのか。
次ページ、LEDに虫が寄ってこないのはなぜ!?
>光と紫外線のコンビに反応しているようなのだ。
少々言い回しとして変です。そもそも、紫外線は光の一種なので。紫外線は、人間には見えなくて虫には見える光です。
「光と紫外線のコンビ」ではなく、「紫外線という光」、もしくは単に「紫外線」とするのが妥当でしょう。