こんにちは。
鳥といえば大空を自由に飛び回る生物のイメージだけど、飛べない鳥だっておりますれば。
彼らは空を失うかわりに、何を得たのだろうか?
飛べねぇ鳥はただの鳥なのか、ただの鳥ではないのか。
まあそんなことはどうでもいいので、
とりあえず世界の飛べない鳥たちを紹介していこう。
飛べないの…
キーウィ
<出典:rinda.my.coocan.jp>
ニュージーランドを代表する飛べない鳥。
丸っこい体に、細長いクチバシがかわいい。
サイズはニワトリくらいの大きさだけど、羽はほぼ退化しちゃってる。
そのかわりに、体格の割にゴツい足が特徴。
<出典:amor1029.exblog.jp>
見た目が似てるってことでキウイの語源になったといわれてるけど、
どう見ても似てねぇw
好奇心旺盛というか、物怖じしない性格なようで、あんまり人間を恐れたりしない。
そのせいで生息数が激減している。
日本で見ることができるのは大阪の天王寺動物園のみ。
ぜひおいでませ。
ヒクイドリ
ダチョウに次いで2番目に重くなる鳥。
最大で体長190センチ、体重90キロになる。
首から頭にかけての青と赤のコントラストが美しい。
しかしながら、「世界で最も危険な鳥」とされている。
時速50キロで走ることができ、そのいかつい足から繰り出されるキックは人間なんぞ簡単に吹っ飛ばし、鋭い3本の爪は皮膚や肉をたやすく切り裂く。
実際に何人もの人が犠牲になっている。
なんとヒクイドリのメスは、卵を産むとすぐさま
別のオスを求めて1人さっさと旅立ってしまう。
残されたオスが卵をあたためて、子育てまで行う。
メス「じゃあ」
オス「(´・ω・`)」
同じオスとして、不憫でならない…。
ダチョウ
ご存知鳥類最大の生物で、体長230センチ、体重130キロを超える。
一応羽はあるんだけど、飛ぶ筋力も無ければ体重がありすぎて飛べない。
卵も世界最大で、直径15センチ、重量1.5キロっちゅうアメリカンサイズ。
<出典:aiainfo.seesaa.net>
その強靭な足で時速60キロで走り、1時間は走り続ける持久力も持つ。
目も非常に大きく、視力がマサイ並かそれ以上に良いとされている。
弱点としては、デカイ体の割に脳ミソが小さく、ウサギ程度の大きさしかない。
なんと眼球よりも小さいのだ。
つまるところ、アホの子なのである。
そんなアホの子だけど、人類の救世主となるべく研究が行われている。
ダチョウはもともと生命力が高く、ウイルスに対する抗体も強いという。
親で作られた抗体が卵に引き継がれることを利用して、インフルエンザウィルスとかの抗体を親で作らせて、その卵からワクチンを作ることができる。
そして猛威を振るったエボラウィルスの抗体も精製することに成功した。
すごいぞダチョウ!!
ヤーーー!!
次ページ、水族館の人気者!!