こんにちは。
今回はこわ~い食中毒についてのお話。
「ちょっと日数が経ってるけど大丈夫やろ、もったいないし」
っつって、安易にそのへんの残り物を食ったりしてるあなた!
気をつけた方がいいっすよ、恐ろしやな細菌の温床になってるかもしれませんよ…。
食中毒を起こす原因となる菌について、どんな種類があるのか、予防できるのか調べてみましたよ。
食中毒を起こす菌
サルモネラ菌
ザ・食中毒な菌。
主に生卵、生肉、生レバーとかに潜んでいる。
他にも、爬虫類にもいることがあって、それを触った手で料理なんかした日には大惨事である。
感染した場合、風邪に似た症状が出るんで見過ごしがち。
でも抵抗力の無い人が感染すると、死亡することもあるんで注意が必要!
70℃で1分以上加熱することで死滅させられる。
けど一回加熱したからって、それを放置したら危ないからね。
腸炎ビブリオ
<出典:www.pref.hiroshima.lg.jp>
海水にいる細菌で、主に生魚とか魚介類に潜む。
サルモネラ菌と同じくらい発生頻度が高く、死者も出ている。
感染すると、激しい腹痛・下痢・嘔吐・発熱に苦しむ。
生の魚介類は水でよく洗い、保存は冷蔵庫で!
4℃以下の低温なら増殖を抑えることができる。
冷蔵庫が普及する以前はけっこう大変だったそうな。
時代に助けられたわい!
ウェルシュ菌
<出典:www.n-shokuei.jp>
肉とか魚とか野菜とか、煮込んだ食べ物に潜伏。
調理後にそのまま寝かしたようなカレー、シチューなんかが危険!
てか、みんなやってるだろww
症状は比較的軽くて、腹痛・下痢くらい。
予防としては、常温保存しない・しっかり加熱し直すこと。
なかなかしぶとい菌なんで、甘くみないように!
病原性大腸菌
超有名っすね。
主に生野菜、生肉にいる。
大腸菌というだけあって、症状は下痢がメイン。
ただし下痢意外にも、発熱を伴ったりする。
生野菜はよく洗うこと、肉はよく加熱すること。
野菜もホントは加熱したほうがいいんだけどね。
でもサラダ食べたいやんw
黄色ブドウ球菌
食べ物自体にいる菌じゃなくて、人の体についてることが多い菌。
なので素手で調理することで食中毒となる。
おにぎりとかサンドイッチとかね。
症状は腹痛・下痢・吐き気など。
菌は傷口とか膿、髪の毛とかについてるんで、ケガをしてる手では素手で料理しないこと!
熱に強い菌なんで、加熱処理しても死滅しないのが厄介である。
ボツリヌス菌
<出典:www.n-shokuei.jp>
自然界最強の毒である。
酸素の少ない所で繁殖するんで、真空パックされた製品とか、缶詰、びん詰なんかが危ない。
症状は下痢だけに留まらず、視覚に異常をきたしたり、呼吸困難になったりするんで危険。
容器が膨張してるパックとか缶詰はNG!
真空だから安心っつって常温放置するのは危険ですよ。
ノロウィルス
一斉を風靡したウィルス。
カキとかの二枚貝に潜む。
だからあれほど生で食うなと…w
人の体内で増殖し、下痢・嘔吐・発熱とひどい。
感染者の吐瀉物にもウィルスがいるんで、それを処理した人も危ない。
トイレ掃除も注意!!
二枚貝は加熱するんだ。
いいな、絶対だ!!
まとめ
つまるところ、食中毒予防の基本は加熱・冷蔵であると。
それから手とかまな板、包丁の殺菌消毒も大事。
食中毒っていうと夏場をイメージするけど、ノロみたく冬に活発になるやつもいるから年中注意が必要ってことで。
はい、以上、食中毒についてでしたー。
食中毒は学校とかレストランとか、大勢いるところで起きたやつがニュースになるけど、一般家庭でもあるもんだからね。
お父さん、お母さん、お気をつけくださいませ!