こんにちは。

 

タスマニア島固有種の、タスマニアデビル

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可愛らしい外見ながら、デビルの名を与えられたその動物は、かなり不気味な声で鳴くという。

デビルビームやデビルカッターを繰り出すわけではない。

 

そして意外なことに、タスマニアデビルは伝染病によって絶滅の危機に瀕している。

 

タスマニアデビルの身に一体何が起こっているのか!?

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タスマニアデビルの鳴き声ってどんな?

 

オーストラリアのすぐ南にぽっかりと浮かぶ、タスマニア島。

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<出典:ja.wikipedia.org

 

この島にしか生息していないタスマニアデビルは、19世紀に発見されてカワイイ見た目ながらもその不気味な鳴き声と、死肉を漁る姿から

 

「あ、あやつは悪魔じゃあ!!」

 

と恐れられる存在とされてしまった。

 

見た目はホレこの通り、可愛いんだ。

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<出典:theinterviews.jp

 

問題は鳴き声である。

さっそく聞いてみよう。

 

デビルがオッサンにブチギレている。

 

オッサン、「イエス、イエ〜ス」じゃない。

アンタ完全に嫌われてるやん。

 

確かに鳴き声は、しゃがれた犬の唸り声のような、凶悪な声である。

オッサンのことが本当に嫌いなんだろう。

 

オッサンのその暑苦しいヒゲでは、嫌われてもやむ無しである。

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タスマニアデビルの生態

 

タスマニアデビルは、カンガルーとかコアラと同じくお腹に袋を持つ「有袋類(ゆうたいるい)」の仲間である。

 

肉食の有袋類としては最大で、体長は50〜60センチ、体重は10キロ前後。

黒い体毛に、胸のあたりの白い模様が特徴。

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<出典:ja.wikipedia.org

 

発達した犬歯は伸び続け、噛む力が非常に強い。

獲物の骨だろうが何だろうが、そのままバリバリと噛み砕いてしまうほどだ。

一説によると、体の大きさと噛む力の割合では現存する哺乳類最強ともいわれているらしい。

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「肉の嗜好者」とも呼ばれ、主に動物の死肉とか、小型哺乳類やら鳥、昆虫まで捕食する。

 

性格は気性が荒く攻撃的。

エサをめぐっての争いは日常茶飯事で、顔や体に傷を負った個体が多いという。

 

昔はオーストラリア大陸にも生息してたんだけど、14世紀ごろに絶滅。

タスマニア島でも駆除の対象になってたけど、現在は保護法がしかれてる。

 

 

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