こんにちは。
みんな大好き(?)、シシャモ(子持ち)。
我々日本人のご飯のお供。
カリッと焼いた表面に、プチプチ食感がたまらない卵は食卓の名脇役として不動の地位を築いている。
だがしかし、我々がシシャモと信じて疑わない魚が、実はシシャモではなかったらどうだろう。
そう、我々はだまされていたんだよ!!
<出典:yoshidaoffice.hatenablog.com>
お約束の振りはこれくらいにして、どうぞ。。
シシャモじゃなくてカペリン!?
さて、普段我々がよく目にするシシャモ。
コレ。
だがしかし、実はコイツらのほとんどはシシャモではないのである。
今度スーパーで売られてるシシャモを見つけたら、裏のラベルを良く見てみて欲しい。
そこにはきっと「カラフトシシャモ」の文字が。
<出典:d.hatena.ne.jp>
そう、ソイツはオレたちのシシャモじゃない。
カラフトシシャモは、別名「カペリン」とかいう、まったく別の種類の魚なのだ!!
しかも現在流通しているシシャモのほとんどがこのカペリン、もしくはキュウリウオっていう別種。
ゆえにモノホンのシシャモを食べたことがある人の方が少ないのである。
なんということだろうか。
シシャモと信じて疑わずこれまで生きてきたピュアでイノセンスなソウルは、シシャモ業者の隠蔽工作によってまんまと食い物にされていたのだった。
ほら、彼もキレている。
もともとはシシャモの代用品だったカペリン。
しかしシシャモの乱獲による生息数の激減のせいで、カペリンの方が圧倒的に流通量が多くなった。
そしていつしか、カペリンがシシャモで、ホントのシシャモは「本シシャモ」なんていう風に区別されていったのだった。
挙句、「子持ちししゃも(オス)」などという謎のパッケージまで販売し出す始末。
<出典:haniwa.blog3.fc2.com>
本物、偽物とか言う以前の問題である。
性別まで超越しているのか。
ここまで来るとさすがにお上が放っておくまいよ!
近頃は食品偽装は厳しいからのう!消費者も黙っちゃいねぇべよ!!げはは!!
と思ってたら、原材料ラベルに「カラフトシシャモ」とか明記してあって、加工してあれば商品名は「シシャモ」でOKってことらしい。
何ィ!?
こうして我々一般消費者はまんまとだまされ、洗脳されていったのだ。
我々日本人は生まれたときから、「カペリンの呪い」をその身に受けた、忌まわしき民族なのである。
「嘘もつき続ければ、やがて真実になる」とは、このことだったのだ。
あ、ちなみに「子持ちシシャモ(オス)」っていうのはオスのシシャモに後から卵を無理くり押し込んだヤツらしい。
なんでも日本では子持ちじゃないと売れないんで、基本的にはメスが流通してるんだけど、オスとメスで味に差はないらしい。
んでオスは需要が少ないから安い。
↓
じゃあオスに卵を入れればよくね?
↓
んでメスと同じ値段で売ればいいんや!!
的な発想に違いない。
汚い。
やはり汚い。
母ちゃん、オレ本物のシシャモが食ってみたいよ…。
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