テンジクザメの特徴として、短時間なら

ほとんど酸素が無い環境でも生きることが可能。

ペタペタと歩くことで、干潮時の潮溜まりを移動することもある。

220px-hemiscyllium_

<出典:Wikipedia

 

実験では、ほぼ無酸素の水中で1時間以上生きていたらしい。

 

テンジクザメは低酸素の環境になると、心拍数とか呼吸回数を激減させ、全身の血管が拡張。

代謝機能を抑制して酸素が無くても運動機能を失わずにいられるようだ。

スポンサードリンク

サメとはいいつつも、性格はいたって温厚。

動きも遅く、浅瀬にいるから海水浴客でも簡単に捕獲が可能である。

 

ヒレによる歩行は、太古の地球で脊椎動物が海から陸に上っていく進化と同じようなものと考えられている。

 

なんだ、じゃあテンジクザメが進化したら陸上生活するようになるのか。

 

gyo13

<出典:http://dosaemon.seesaa.net/article/21402080.html>

 

完全に一致である。

 

我々は今、進化の軌跡を目の当たりにしているのだ。

 


 

はい、以上でごわす。

 

テンジクザメがやがて、地上に上がってくることを望む。

その時はあたたかく迎え入れてやろうじゃないか。

 

あ、伊藤先生のホラーマンガは面白いですよ。