こんにちは。
氷で覆われた大陸、南極。
その厳しい環境は生物にとってあまりに過酷で、とてもじゃないけどフツーに考えて生きていけない。
寒いし他に生物もいないし氷にはばまれて光も届かない。
しかしそんな極限の世界にも、生物は存在する。
南極の氷の下で生きる魚とか、謎の生物に迫る!!
南極の氷の下の生物
南極の氷の下なんかに住む生物ってのは、どんなヤロウなんだと。
そこに住んでるだけで既に変わりもんだけど、その中でもさらによくわからん新種の生物を紹介しよう。
半透明の魚
厚さ700メートル以上もある氷の下の海水で発見された魚がいる。
ソイツはピンク色した半透明な体を持ち、内臓がスケスケスケルトンな生物だ。
ちとキモい。
その厚い氷の下では太陽の光も届かない。
さらに水温はー2℃という激寒の世界だ。
そんな場所でどーやって生活しているのか?
その魚がエサとするのは微生物。
普通、微生物ってのは太陽の光で光合成してエネルギー源とするわけだけど、太陽光が無いんじゃあしゃーない。
ソイツらは地球の地熱を利用してエネルギーを得るという、変わった微生物なのだ。
なので太陽光が無くたって平気だもん!
なのでその魚も、太陽の光が届かなかろうがそんなの関係ねぇ!!
なのだ。
血液が透明な魚ww
<出典:blogs.yahoo.co.jp>
こっちは何と、血液が透明という謎の魚。
コオリウオ(アイスフィッシュ)なんて呼ばれたりする。
なんで透明なのかっていうと、赤血球がほとんど無いからである。
わずかに存在する赤血球にも、ヘモグロビンが無いので赤くない。
ゆえに透明な血になってしまったのだ。
なんでそうなったのかは不明だけど、酸素を全身に送るヘモグロビンが無いのにどうやって生きてんだと。
どうも南極の海は酸素が多くて、この魚は
エラだけでなくて皮膚からも酸素を取り込むことができるらしい。
別にヘモグロビンを無くさんでもよかったんちゃうかと。
なんだこのエイリアンw
どー見ても地球の生物には見えないこの生物も、厚い氷の下から発見された新種。
エイリアンみてーな丸い頭からは鋭い歯が生えてて、体はゴカイ?みたいに足がいっぱい。
体長は20センチほどで、何を食ってるのか、どんな生態なのかも謎のまま。
一体何者なんだ…。
氷の下で進化するとこうなるのか?
なぜ凍らないのか!?
さて、ここで疑問である。
そんな−2℃とかいってる場所で、
そこに住む生物たちはなんで凍っちまわないのか?
どーゆー体の作りしてんだと。
凍らぬ理由その① 塩分濃度
北極とか南極の寒い海に住む生物は、体内の塩分濃度が高い。
塩分が高いと、氷点が下がって0℃でも凍らなくなるのだ。
凍らぬ理由その② タンパク質
さらに南極の海の生物は、特殊なタンパク質を持っている。
「不凍糖タンパク質」っていって、体内の水分が凍るのを防ぐ機能をもったタンパク質があるのだ。
つっても、冷凍庫とかに入れたら凍るからね。
限度があるからね。
やっぱ、変な場所に住んでると変な体に進化するもんだね。
っていうか、そもそもそんな場所に住まんけりゃよくね??
「そーゆーことじゃねえんだ」
はい、以上どった。
こーんな環境にもちゃんと適応できる生物がいるってすごいね。
進化ゴイスー。
あれかな、人間も極限環境に住み続ければヤバイことになるんかなw