こんにちは。
アマゾン川に住む生物っていうと、馬鹿でかい魚とか凶悪な魚とかワニとかをイメージするけど、このたび奇妙な珍生物が発見された。
その生物はなんとイルカ。
<出典:ameblo.jp>
あのイルカだ。
海に住んどるはずのイルカが何を血迷ってアマゾン川におんねんと。
一体どーゆーことなのか説明求む!
てことで真相を調べてみました。
アマゾン川に住むイルカ
そのアマゾン川に住むイルカは、「アマゾンカワイルカ」という。
そのまんまやないか。
どうもフツーのイルカと違うみたいだけど、一体どんなイルカなのか?
生態
南アメリカのアマゾン川水系の固有種である。
体長は2〜3メートル、体重は150キロくらいと、けっこうデカイ。
5種類いるカワイルカの中で最大だ。
<出典:ja.wikipedia.org>
川に住むカニとか魚、カメなんかを食べる。
原始的な特徴を持っていて、生きた化石とも言われる。
普通のイルカと何が違う?
<出典:blog.livedoor.jp>
<口>
口が細長〜くできていて、ピンセットみたく使って川底にいるカニとか魚をつまんで食べる。
いっしょに加えた泥は器用に振り落としてエサだけを飲み込む。
<目>
完全に点だ。
濁った川に住んでるため、視力はあんまり必要じゃなくなったと。
その代わりに頭から出る超音波をレーダーとして使ってエサやら障害物を見つけることができる。
<首>
イルカのくせに首が曲がる。
しかもけっこう曲がる。
これは海と違って狭い川の中をクネクネと泳ぎまわるのに適していて、首だけじゃなくて体も柔らかい。
<色>
ピンクっぽい色をしてるヤツが多い。
これはもともとの皮膚が白っぽい固体で、活発に泳いでるときなんかは血流がよくなってピンク色になるわけだ。
固体によってはクリーム色とかグレーだったりする。
<ヒレ>
不要な背ビレは退化。
かわりに胸ビレが大きくなっている。
<メスへのアピール>
繁殖期になったオスは、枝やら水草やらをくわえて水面を叩いたりくるくる回ったりする。
道具を使って異性にアピールするという、珍しい哺乳類なのだ。
オス同士のケンカも激しく、オスは身体中傷だらけらしい。
絶滅の危機
このカワイルカ類だけど、絶滅の危機に瀕している。
アマゾンカワイルカは何とか持ちこたえて数万頭は生息してるようだけど、川の汚染やら開発やらで住処を追われてるのは間違いない。
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