ウンバチイソギンチャク
<出典:takashi1016.com>
沖縄などの温かい海に生息する、猛毒の持ち主。
イソギンチャクというと、柔らかいウニウニした体にニョロニョロしたのがついてるイメージだけど、こいつは違う。
ゴツゴツした岩のごとき姿をしており、見分けるのは困難を極める。
気付かずコイツに触れた瞬間、猛毒を含んだ針が発射される。
これに刺されると激痛に襲われ、毒によって患部は腫れ上がり、細胞の壊死・痙攣・呼吸困難に陥る。
ゴマモンガラ
<出典:polynesiadayori.blogspot.com>
ダイバーの間で「サメより恐ろしい」と言われているのがこの魚。
体長50センチと大型のカワハギの仲間で、非常に強力なアゴと鋭い歯を持つ。
縄張り意識が強い魚で、自分のテリトリーに侵入してきた者を積極的に排除しようとしてくる、好戦的な性格。
特に夏の時期、産卵後の巣を守る親魚は非常に凶暴なので近づいてはいけない。
指を噛み千切られたり、ウエットスーツの上から皮膚を噛み切られたりと被害が多い。
ミノカサゴ
綺麗なフリフリを身にまとって優雅に泳ぐ、「海の貴婦人」。
しかしながらその実態はただの危険な魚である。
日本ではほぼ全国的に生息。
背びれ、腹びれ、尾びれ各所に毒針を持ち、刺されると激痛が長時間続く。
目眩や吐き気を催すことも。
性格も攻撃的で、人に向かって泳いでくることもあるという。
はい、以上が日本近海で見られる危険生物でした。
こんなんじゃあ海水浴とか行けねえべよ!
と思うかもしれんけど、そう、自然には危険がいっぱいなのである。
被害にあったら迷わず病院に直行しましょう。