こんにちは。
百獣の王、ライオンのオスのトレードマークといえば、「たてがみ」である。
あれが無いと、もはやただのデカいネコである。
ライオンをライオンたらしめるのはやはり「たてがみ」があってこそ。
そんな重要な「たてがみ」だけど、実はライオンによってさまざまなのだ。
ライオンの種類・個体によって色とか量とかに差があって、オスにとっては重要な意味がある。
そんなライオンの「たてがみ」の謎に迫る!!
ライオンの「たてがみ」の意味とは?
ライオンのあの「たてがみ」は、オスにしかない。
つまり、メスには不要だと。
これが意味するところは何か?
オスだけが必要なことといえば、アレしかなかろうよ!
そう、メスをとっ捕まえて一発ヤハーレムを作るのだ!!
メスと一発ヤハーレムを作るためには、2つの条件がある。
①ケンカが強い
②イケメン
ということだ。
クラスのスポーツ万能イケメンが、女子たちを軒並みかっさらっていくのと同じ原理である。
ちくしょうめ!
かの生物学者、チャールズ・ダーウィンはこのオス同士のケンカに目をつけた。
「たてがみ」は首を守るシールドの役目説
ダーウィンはこう考えた。
「オス同士の争いで、首すじの急所を守るために「たてがみ」があるんちゃうん」と。
なるほど確かにライオンの強力な爪と牙で首を狙われたら非常にデンジャラスである。
しかし、この説には穴がある。
ライオンのオス同士の争いは、優劣をつけるために行われる。
なので互いに致命傷になるほどの傷を負わせるようなことはあまり無いのだ。
拙者、無益な殺生はしないでござるよ。
そしてもう1つ。
ライオンは基本的に、相手の真正面から襲いかかることはしない。
大体は背後をとり、背中とかケツから攻撃を仕掛けるのである。
<出典:2chndkd.blomaga.jp>
ゆえに、首を積極的に狙うわけではないんで、「たてがみ」で守る必要は無いはずである。
メスへのアピール説
そしてもう1つの有力な説が、メスへのアピールである。
たてがみがあることでオスは威圧感が増し、イケメン度がアップするのだ。
たてがみはより長く、より黒い方がメスにモテるとされている。
確かにたてがみがちょろっとしか無いとっちゃん坊やみたいなオスより、
ボーボーでドス黒いたてがみを携えた、男性ホルモンむんむんのちょいワルダンディ
の方が絶対イケてる。
ホラ、人間だってヒョロガリ色白もやし男よりも、ガングロ胸毛ガチムチマッチョメンの方がモテ、いやそんなことはないな。
幻のライオンの「たてがみ」がハンパないw
立派なたてがみを持つライオンだけど、中でも超立派なたてがみを持つヤツがいる。
それが幻のライオン、「バーバリライオン」である。
見よ、このたてがみを!!
<出典:nanapi.jp>
なんつーギャランドゥw
たてがみは完全に首周りを超え、腹にまで達している。
コレは西城秀樹が黙っちゃいない。
なにゆえこのギャランドゥライオンが幻なのかというと、
かつて一度は絶滅したと考えられていたからである。
しかし近年、純血種が動物園で確認され、飼育されている。
最大で4メートル以上にもなると言われ、一般的なライオンよりも遥かにデカイ。
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