こんにちは。
一度見たら忘れられないその姿と名前で、かつて一世を風靡した生き物がいる。
ソイツの名はウーパールーパー。
薄ピンク色のボディに、何も考えてなさそうな顔。
(*゚‐゚)ボー・・
<出典:peco-japan.com>
ぐぅたまらんw
未だに人気衰えぬウーパールーパーの飼育についてと、
「ていうかウーパールーパーって何やねん」っていう疑問にお答えしよう。
ウーパールーパーの飼い方
1985年に登場し、未だに根強い人気を誇るウーパールーパー。
ペットショップでもたまに見かける。
お値段数千円程度で購入可能と、比較的安価である。
水中で手足をバタバタさせて泳ぐ姿はなんとも可愛らしいではないか。
ははは、うい奴w
ウーパールーパーを飼うためには、
・水槽
・エサ
・水温計
・濾過器
を準備。
底にしく砂利とかエアーポンプはお好みで。
流木とか、隠れる場所なんかがあるとなお良し。
水温は15℃〜20℃くらいが適温。
暑さに弱いんで、夏場はエアコンとかで調節が必要。
逆に寒さには強い。
エサは1日2〜3回、人工飼料をピンセットで頭上からあげるとよい。
食べ残しは水を汚すんで、必ず掃除が必要。
水は頻繁に交換すること。
カルキを抜いた水で、できれば1日1回、少なくとも1週間に1回は交換しよう。
食べ残しとかウンコはすぐに取り除いて、清潔にしてやるべし。
慣れてくるとエサのタイミングを学習し、飼い主が水槽に近寄ると後ろ足で立った状態になってねだるようになる。
<出典:peco-japan.com>
ははは、うい奴w
個人飼育の場合、寿命は5〜8年くらいが一般的といわれる。
ウーパールーパーの名前の由来は?
そもそもがじゃ、「ウーパールーパー」とは何なのか。
てことで、ウーパールーパーがどういう生き物なのか見てみよう。
ウーパールーパーは「メキシコサラマンダー」っていう正式な和名がある。
日本でいうところのサンショウウオね。
んで、コイツは子供から大人になるのに体の構造が変化しない幼形成熟するタイプで、
そーゆー個体は「アホロートル」と呼ばれる。
なのでウーパールーパーの正式な名前としてはメキシコサラマンダーかアホロートルが正しいのである。
じゃあなぜウーパールーパーになってしまったのか。
「ルーパー」ってのはシャクトリムシのことなんで、
「ウーパーなシャクトリムシ」とはどういうことか。
<出典:www.boujo.net>
どうもコイツが日本に入ってきたとき、「アホロートル」ではいかにもアレだと。
「アホなロートル(老人)」じゃあどうにもカッコつかんと。
そこらの老人がブチ切れかねないんでアホロートルは不採用。
困ったプロデューサーは、何かいい名前は無いかと考えた。
なんか不思議な生き物だから、そんな感じのイメージを連想させる名前はないかと。
そして生まれたのが「ウーパールーパー」だった。
当初は「スーパールーパー」にしようとしてたらしいんだけど、「スーパー◯◯」っていう名前の商品はいっぱいあるんで、商標登録に時間がかかる。
なら「ス」を「ウ」に変えちまえ、ってことで「ウーパールーパー」が採用。
要は適当である。
ていうか「スーパーシャクトリムシ」とは一体なんなのか。
つまるところ、プロデュースする側の金に絡んだきったねぇ話だったのである。
メキシコサラマンダーじゃあまんまだし、アホロートルはNG。
じゃあ「ウーパールーパー」でどうだ!
ホレ、どーだ!新しいだろう!!ボロ儲けじゃあ!!
と、プロデューサーはドヤ顔で世に解き放ったのだ。(たぶん)
ゆえに世間で認知された名前はそのへんちくりんな造語。
正式名称は忘れ去られるどころか、最初から伝えられてすらいなかった。
てことで、アホロートルは資本主義の犠牲になったのだ…。
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