こんにちは。
マダニに噛まれたことによる感染症が広がっている。
なんと死者まで出るほどだ。
とはいえだ、マダニっつったって、ダニじゃあほとんど見えんし、どう注意すればええねんと。
マダニがどんな生物で、噛まれたときの症状とか対処とか、予防できるのか?ってとこを調べてみましたよ。
マダニってどんな生物?
マダニって名前からダニの仲間なことは分かるけど、どんなんじゃい!と。
見た目はこんなん。
<出典:www.pref.okayama.jp>
うむ、思った以上にダニだった。
大きさは2、3ミリ。
生息域は今や日本中にいる。
こいつは血を吸うタイプのダニで、蚊みたくストローを刺して吸うじゃなくて、噛み付いて血を吸うんだけど、
噛み付いたときにセメント状の物質を皮膚に流し込み、自分の口と皮膚をカチカチに固めて張り付いてしまう。
しかも張り付かれた本人は痛くも痒くもない。
そうやって当分の間、好きなだけ血を吸ってやろうという魂胆である。
実にいやらしい。
その期間にして、1週間以上。どんだけ吸うねん!
そして血を吸ったマダニはパンッパンに膨らむ。
ほんまにパンッパンやで。
散々血を吸ったマダニは、体重が100倍にもなってるという。
超デブやないか。
このダニはハーラー器官っていう、哺乳類とか血を吸う対象の動物に対するセンサーがえらく性能がよくて、振動とか二酸化炭素とか体温とか臭いを敏感に察知して、知らぬ間に飛び乗ってくる。
なのでペットのわんこなんかも注意が必要。
で、もっといやらしいのが噛まれたことによる感染症である。
ダニを媒介するウィルスに感染したダニに噛まれることで人に感染する。
特に危険なのが
重症熱性血小板減少症症候群(通称SFTS)
という病気だ!!
まず日本語が読めねえ…。
どんな症状?
で、その舌を噛みそうな「重症熱性血小板減少症症候群」とやらは、どう危険なのか?
感染後、1~2週間ほどの潜伏期間の後、腹痛・下痢・嘔吐・発熱と食中毒みたいな症状が出る。
他にも、意識障害とか皮下出血なんかが起こることも。
そして重症になると死亡することもある。
現在のところ特効薬が無く、死亡率は30%にもなる。
マジか。
予防方法
予防方法として一番大事なのは、
噛まれないこと。
当たり前やないか!
と怒られそうなので、もう少し詳しくw
まずマダニの生息場所だけど、山とか森とか草むらとか、とにかく草が多いところ。
活動時期は春~夏にかけてが一番活発になるんで、キャンプとか森林浴とかね、危ない。
なのでそういった場所に行くときは、長袖・長ズボンで肌の露出部分をなるべく減らす。
んでむやみやたらと茂みとかに突っ込んだり、草むらでゴロゴロしない。
あとあれだ、虫除けスプレーだ。
最近はめっきりしなくなったけど、無いよりはマシやろう。
もしマダニに噛まれたら…
ほなもしマダニに噛まれたらどうすんねんと。
とりあえず皮膚にくっついてるマダニを見っけた!
ひぃ、キモい!!
って強引に引っ剥がすのは絶対ダメ。
セメント状物質で皮膚にくっついてるマダニを無理に剥がすと、そこから感染症の原因となるウィルスに侵入される危険が高まってしまうのだ。
なのでマダニがくっついてることが確認できたら、とりあえずそのままにして病院へ直行!オペしてもらいましょう。
危険な感染症に感染してしまったとしても、早期治療をすることで重症になるリスクをかなり抑えられるんで、噛まれたら迷わず診察を受けることが重要。
はい、以上マダニの危険性と対処法についでした。
さすがに死者が何人も出てくると大事。
しかもダニという一見してわかりにくい生き物ゆえに、その危険性も高まる。
みなさん、草むらには注意されたし!!