アリの不思議な行動あれこれ

 

で。

他にも、アリの行動には興味深いものがある。

 

<迷子は持ち帰る>

たくさんいる働きアリだけど、中には迷子になる困ったちゃんがいる。

そんな困ったちゃんを見つけた他のアリは、ちゃんと迷子の子をくわえて巣まで持ち帰ってくれるのだ。

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<腹が減ったら口移し>

そりゃあアリだって腹は減る。

もう腹が減ってどうしようもないとき、他のアリから口移しでエサを分けてもらうことがある。

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<出典:blog.livedoor.jp

 

アリは体の中にエサを蓄えておく器官があるんで、そこからエサを吐き戻して分け与えることが可能。

エサをねだるアリは、他のアリの頭をバシバシ叩くことでアピールするらしい。

 

鬱陶しい…w

 

 

<巣の乗っ取り>

アリの種類によっては、他のアリの巣を乗っ取ってしまうアリもいる。

 

もともといた女王アリを殺害し、そっくりそのまま別の女王アリが居座るんだけど、他のアリたちは外から来た女王アリを何も知らずにそのまま受け入れてしまうと。

 

なぜ気付かんしww

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<死の螺旋>

アリは自分が歩いた後に、「追跡フェロモン」を出して他のアリの道標にする。

アマゾンのグンタイアリは、この性質のせいでエライことになる場合があるという。

 

群れからはぐれたグンタイアリ、進む方角がわからなくなって仲間の追跡フェロモンを追いながら自分もフェロモンを出す。

次第にそれが円を描くようになり、その円から抜け出せなくなってしまうのだ。

 

この現象は「デス・スパイラル」と呼ばれてて、これにハマったアリたちは死ぬまでグルグルと同じ場所を回り続けるという。

力尽きた仲間の死体を乗り越えながら、自分も死ぬまで周り続ける死の螺旋である。

 

 

やだ、コワイ…。

 


 

はい、以上した。

 

知れば知るほど興味深いアリの生態。

これからはもっと足元のアリに注目してみれ。

 

でもこないだ家に出たときは普通に毒ダンゴ置いときましたよ。