交尾
ナマケモノだって交尾くらいする。
しかしこんなスローな生活をするナマケモノ、交尾にだってエネルギーは極力かけたくないはずだ。
まさか巷でウワサのスローセッ◯スを体現しているのか!?
妙な本を読むよりも、ナマケモノの交尾を見て研究したほうがいいんじゃないのか!?
R18指定になってしまうんで交尾映像は載せられないが、研究者曰く
「木にぶら下がった逆さまの状態で、割りと早く終わった」
そうだ。
早いんかい!!
死因
こんなナマケモノだが、一風変わった死に方をする。
当然、ワシとかピューマとかの捕食者に捕まって食べられるってのが多いんだけど、それ以外で多いのが餓死である。
1日8グラムしか食わないから餓死するわけじゃなくて、
「食ったエサを消化吸収できずに餓死する」という謎現象がナマケモノには起きる。
ナマケモノだけに、エサを消化するスピードだって伊達じゃなく遅い。
胃の中をきれいさっぱり消化するのに1ヶ月もかかる。
ゆえに、外気温が低くて体温も低い状態が続くと、胃腸の中の消化吸収を助ける細菌がうまく働かなくなる。
結果、食ってるのに餓死する。
さらに、ナマケモノは動きすぎると死ぬ。
変温動物ゆえに、動いてエネルギーを発生することで体温が上昇、そのまま熱中症でナムサン。
なので敵に襲われた際も、
「急がず慌てず、しかし出来る限り素早く移動する」
というパラドックスを抱えた悩ましき生き物なのである。
で、結局
このナマケモノはなぜにこんなにスローライフに特化しているのか?
要は
「消費エネルギーを極限まで下げ、必要なカロリーも極限まで下げることで生き延びる」
というのが進化する上で行き着いた境地なのである。
故に代謝を落とすため、筋肉量も普通の動物の半分程度しかなく、木にしがみついてるというよりは、ぶら下がってるだけ。
地面を移動するときも体を持ち上げることはできず、ずるずる這いずる。
そのせいでときどき車に轢かれるww
でも実は泳ぎは得意、というから意外である。
ていうか泳ぐ必要あるんかい。
ちなみに…
ナマケモノの祖先は古く、1万年前くらいまでに生息していたメガテリウムという巨大ナマケモノ。
全長6〜8メートル、体重3トン。
当然この巨体では木には登れないんで地上生活だ。
ていうかこのサイズで消費エネルギーを抑えるとか、アホかと。
はい、以上でござんした。
どうだ、実は結構苦労が絶えないナマケモノ。
これでもお主はナマケモノになりたいと申すか!?
「なりてぇっす!!」
〜完〜
オーストラリアにおられますユーカリ大好きなあいつもナマケモノの仲間なんですよね?たしか・・
日がな1日なまけて遊べるわ観光客からはチヤホヤされるわで・・羨ましい限りですな、コノヤローww
あいつも1日の睡眠時間はナマケモノ並ですねw
種類としてはカンガルー目なんでナマケモノとは違うようですが、人間から見たら一緒ですよwあの生活。。
単位がいろいろ間違ってる気が..
「通常時でだいたい時速16キロ。」16メートルかな?
「時速180キロじゃあすぐに追いつかれてまうやん。」 チーターより早いじゃん
あ、ほんとですね。。
教えていただいてありがとうございます。