こんにちは。
世にも珍しい「ツチブタ」っていう珍獣をご存知だろうか。
名前からしてブタなのかと思いきや、ブタではない。
ブタじゃねーなら「ブタ」ってつけんなよ!
と総ツッコミ必至である。
<出典:ja.wikipedia.org>
確かに見た目はブタとは似ても似つかず。
ていうか何にも似てねえ…w
果たしてこの動物は何なのか!?
謎の生態に迫る!!
謎の珍獣ツチブタとは!?
さて、もう一度写真をご覧いただこう。
<出典:peary.jp>
どこがブタやねん!!
誰が名付けたか知らんけど、どんな感性してやがんだ。
まあ確かに鼻はブタっぽいかもしれんけど、ウサギみたいな耳に丸い体、カンガルーっぽいシッポ。
手足にはゴツい爪がある。
見た目のフォルムはアリクイに似てるかな?
と、いろんな動物を合成したキメラの如し謎の肉体を持つ。
ツチブタ、一体何者なんだ…。
ツチブタの生態
果たしてツチブタは何の仲間なのか?
と思って調べてみたところ、ツチブタはツチブタだった。
ツチブタっていう唯一の種類の動物なのである。
何の仲間とか、そーゆーんじゃない。
ツチブタは独自の進化を遂げた生物で、サバンナとか森とかに単独で生活している。
基本夜行性。
体長は1〜1.6メートル、体重60キロくらいとけっこうデカイ。
アリクイと同じくアリを主食としていて、長い舌を使ってベロンベロン舐めとって食べる。
<出典:yukihyou.exblog.jp>
なのでだいたいの歯は退化してる。
手足のゴツい爪を使って蟻塚を破壊しては出てきたアリを
レロレロレロレロ。
<出典:hunsizu.com>
その爪は土を掘るのにも適してて、巣穴やら敵に襲われた時の退避用に穴を掘る。
敵に襲われてる瞬間もとりあえず掘る。
…なのでそのまま食われるw
その時も手足をわちゃわちゃさせるだけで大した抵抗になってない。
爪で反撃すればいいのに…。
こう見えて「生きた化石」ともいえる動物で、1200万年くらい前から存在したと思われている。
日本では上野動物園とか東山動物園とかで見ることが可能。
捕獲とか飼育が難しいらしく、実はあんまり詳しい生態がわかってないという。
まあ珍獣だしね。
そしてなぜか子供には毛がないw
貧弱、貧弱ぅ!!
そしてこのツチブタには、もう1つ最大とも言える特徴がある。
それは「頭を叩かれると死ぬ」というものだ。
なんぞそれ…。
なんでも頭蓋骨の作りが非常にもろく、
ダッシュして木にぶつかった衝撃で死ぬことがあるほど。
なので人間がちょっと強めに頭をしばけば死ぬのである。
欧米か!!( °∀ °c彡))Д´) パーン
ツチブタ:「ひでぶ!」
的な。
はい、以上がツチブタでした。
動物の名前って途中から変更できないもんなんかね?
ブタじゃないからね。
あんまブタっぽくもないしね。