こんにちは。

 

世界最小の鳥、ハチドリ

 

ナスカの地上絵にも描かれたこの鳥は、鳥類の中で最も体が小さい種類の鳥である。

 

世界最大の鳥ダチョウと比べると、体高で40倍、体重で6750倍程度の差がある。

やべぇな。

 

そんな豆粒の如きハチドリが、ここ日本で度々目撃されるという。

 

バカな、日本に生息しないはずのハチドリが秘密裏に住み着いているのか!?

 

私はその真相を探るべく、Google神の力を最大限活用し、時間が空いたときっていうか、まぁちょっとヒマだな〜って思った感じのときに片手間でなんとなく調べてみることにした。

 

果たしてその真相やいかに!?

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ハチドリは日本に生息してるのか!?

 

さて。

 

ウワサのハチドリであるが、まずはその姿と生態を確認しておこう。

 

ハチドリの生態

 

冒頭お話した通り、ハチドリは世界最小の鳥類である。

体重にして、20グラム未満という非常にコンパクトな体を持っている。

 

20グラムといえば、砂糖大さじ2杯程度だ。

これいかに。

 

さらにハチドリの中でも最小の、キングオブ最小鳥類に君臨するマメハチドリに至っては、体長6センチ・体重2グラムという脅威の体躯を誇る。

 

マメシバなんて全然マメじゃない。

マメの年季が違うんだよ。

 

ハチドリ最大種のオオハチドリですら、23グラム程度なのである。

 

 

ハチドリの最大の特徴といえば、「ホバリング能力」であろう。

 

空中で翼を高速で羽ばたかせることで、羽ばたきながらもピタッと静止するアレだ。

給水器に入れた蜜を器用に飲むわけよ。

 

こ、この動きは…

ファンネル!?

(ガンダムの話ね)

 

 

ハチドリは毎秒50〜80回もの速度で羽ばたくことで、このホバリングを可能にしている。

このときの羽ばたく音がハチが飛ぶ音に似てるので、ハチドリと名付けられたわけである。

 

だがこの鳥類随一といっていいホバリング能力を得る代わりに、失った代償も大きい。

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その貧弱な足はもはや歩くこともほとんどかなわず、木の枝に止まる程度にしか使うことができない。

そして高速で翼を動かすためには相当なエネルギーが必要なため、1日に自分の体重の1.5倍もの蜜を吸わなければならないのだ。

 

このおかげで、ハチドリは代謝機能が尋常じゃないほど高い。

飛行中の心拍数は毎分1250回以上、

酸素消費量は人間の10倍を超える。

 

 

ハチドリの平気寿命は5〜6年ほどで、長いもので10年。

ハチドリの一生涯の心拍数は、人間でいうところの140歳分に匹敵するという。

 

これは動物界でもトップクラスの代謝速度である。

 

心臓もデカく、体の2割をも占めてて、動物としては最大の比率。

 

これがホバリングに特化した肉体を得た者の運命(さだめ)よ。

 

 

ハチドリのクチバシは花の蜜を吸うために非常に細長くなっている。

体長とクチバシの長さの比率は鳥類で一番長く、種類によっては自分の体の半分もの長さにもなる。

この長〜いクチバシを花にズボッとぶっ刺して蜜を吸うわけだ。

 

そしてそのクチバシに収まっている舌はもっと長いw

 

 

ハチドリは現在、アメリカ北部〜中米(カリブ海諸島含む)くらいの地域に生息している。

ていうか、このへんにしか生息してない。

 

しかしながら、生息域の中では彼らは寒冷地、砂漠、高地、低地といったあらゆる環境に住んでいるのだ。

 

300種類以上もいるハチドリは、それぞれが様々な環境に適応して生活するタフネスさを持ち合わせた鳥だったのである。

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日本にいるのはハチドリじゃなくてガ。虫かよ!

 

ハチドリの生態がわかったところで…。

 

どうもハチドリはアメリカ方面在住のようである。

完全に日本は圏外やんけ!

もしもーし!

 

 

ウワサはやはりウワサか。

期待した私が愚かだったのか。

 

だがそのとき、信頼できる情報源(Google神)から虫の知らせが届いた。

 

「どうもスズメガがハチドリと勘違いされているらしい…」

 

 

なん…だと…。

 

スズメガ。

あの忌々しいガの仲間である。

 

虫の知らせだけに、虫ということか。

 

よかろうもん!

検証してやる!!

 

 

これがハチドリで。

 

こっちがスズメガ。

 

 

スズメガが飛んでるとこ。

 

 

結論:

似てた。

 

 

たしかに似てる。

これでは見間違えても致し方ない。

 

 

「ウヒョー!!ハチドリげとー!!( ゚∀゚)」

 

というのはただのぬか喜びで、ただのガである。

 

「んだよ!ガかよ!ペッ!!」

 

というのが関の山である。

 

スズメガ「・・・・(´ω`)

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ハチドリのホバリングの仕組みとは!?

 

で、この脅威のホバリング機能は一体どのようにして生み出されているのだろうか。

 

ハチドリの羽ばたきをスローモーションで見てみよう。

 

どうだ。

まるで数字の8を描くように、翼を前後に動かしているではないか。

 

この羽根の動かし方は、昆虫のハチとかハエなどと同じ。

そーいえばハチもホバリングしてた。

 

このように羽根を高速で前後させることで、空気の渦を作り出して浮力としているのである。

 

ハチドリの飛行音がハチの飛ぶ音に似てるのは、羽根の動かしかたが同じだからってことなわけよ。

 

しかもハチドリのホバリングは、突風に煽られようが難なくそれをいなす安定性まで誇る。

空間認識能力が高く、自分の位置、獲物の位置、敵の位置なんかを正確に把握しながら飛行できるからだ。

 

他の鳥みたく、羽根を上下に動かすだけではこのような飛行は不可能。

 

専門的なことは知らないが、脳ミソの動体視力的なものを司る部分の神経細胞が鳥類の中で最も発達してるおかげらしい。

 

 

 

世界最小の鳥で、

世界一長いクチバシ(比率)で、

世界一心臓がデカく(比率)て、

世界一代謝が速い。

 

どんだけよ。

 

⇨世界のでっけぇ鳥たち!!

 

ハチドリは飼育できるのか?

 

このように小型でかつ、珍しい生態を持つハチドリ。

飼ってみたいと思う人間も多いと思われる。

 

確かに一部の動物園とかでは飼育例もある。

だけど、ハチドリの生育環境と日本の環境では差がありすぎるんで、ちゃんとした設備が整えられないと飼育は無理ぽ。

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「そこを何とか!後生じゃあ!!」

 

という方にはスズメガをオススメします。

 

 

ハチドリの種類

 

ほな最後にキレイなハチドリたちをちょっとだけ紹介。

 

オオハチドリ

<出典:www.gregorius.jp

 

世界最大のハチドリ。

いやそれでも小さいんだけどね。。

 

 

マメハチドリ

<出典:doubutsuiine.tank.jp

 

そして最小のハチドリ。

かわいい…。

 

 

ミドリハチドリ

 

緑色したザ・ハチドリ。

 

 

アカフトオハチドリ

 

きれーなオレンジ色。

 

 

オナガラケットハチドリ

<出典:3.404content.com

 

ケツからラケットのようなものがビヨンビヨン飛び出しとる。

 

 

グアテマラコアカヒゲハチドリ

<出典:ポッケ君の面白ニュース

 

ド派手なピンク色のヒゲをたくわえたハチドリ。

 

 

ムラサキハチドリ

 

紫ボディがかっちょいい。

 

 

シロエリハチドリ

 

青と緑と白のコントラストがステキ。

 

 


 

はい、以上でした。

 

予想以上にハイスペックだったでござる。

スズメガェ…(´ω`)